【株式投資】ドルコスト平均法はNG?

株式投資をするならドルコスト平均法が1番だと思っていませんか?確かに投資の知識がない人にとっては、ドルコスト平均法がリスク分散もできて良い方法かもしれません。しかし「儲ける」という観点で見た際、ドルコスト平均法は間違いです。

なぜでしょうか?見ていきましょう。


・株式投資の原則

そもそも株式投資をする上でやってはいけないことは、感情を持ち込むことです。常に自分で決めたルールに従い、チャートの変動に対して感情的に動かないことが大切です。

なぜなら、株価が上がるか下がるかは、過去の動きに依存しないからです。例えば、コイントスをして表か裏かを当てる問題を考えてみましょう。仮に9回連続で裏が出たとして、10回目に裏が出る確率はいくらでしょうか?答えは1/2です(理論上は)。もちろん、10回コイントスをして10回裏が出る確率は1/1024です。しかしこれはコイントスをしていない状況で、10回連続で出る確率を表しています。今考えている問題は、9回コイントスをした後の状況で、最後に1回投げた時に裏が出る確率なので1/2になります。(これは条件付き確立と呼ばれる概念です。気になる方は調べてください。)


・ドルコスト平均法はリスク分散

過去の値動きに感情的に左右されることを避け、株価の上下に関わらず定期的に株を購入する方法は、リスクを分散させるだと言えます。その方法として、定量法と定額法(ドルコスト平均法)があります。定量法とは、一定期間ことに一定の株数を買うことです。例えば、毎月1日にはA社の株を100株必ず買う、といった方法です。一方定額法とは、一定期間ごとに一定の金額分株式を購入することです。例えば、毎月1日にはA社の株を10万円分必ず買う、といった方法です。

しかし、こうした手法はあまりお勧めしません。もちろんリスクを減らすことができますが、中々儲けることができません。誤解を恐れずに言うならば、いつ買うべきか「判断ができない人」が使う方法です。

株式投資の原則は「安い時に買って高い時に多く売る」ことです。この原則を守ることで、儲けが大きくなります。定量法・定額法は、安かろうが高かろうが買うという手法なので、損をするリスクは小さいです。しかし、安い時に集中的買うことができず高い時にも買ってしまうので、得られるリターンも小さいのです。

では、どうやって相場より安い株を探していけば良いのか?そのためには、知識を身につけることが必要です。身につけるべき知識は3つあります。株価チャート分析方法、企業情報・IR情報の見方、株の買い方の方法です。それぞれ今後詳しく勉強していきましょう。

本日のまとめ
・ドルコスト平均法はリスク分散できる方法
・しかしリターンもかなり低い
・本当に儲けたいなら相場より安い株をピンポイントで買おう


参考:https://youtube.com/watch?v=AXLQ81KAgZs&list=PLuG5nWNpNIDkxDkMX_zYLTT8YF36JjpPQ&index=26

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