見出し画像

なぜ給料が上がらないのか?【できる人に共通するビジネスの必須スキル】


こんにちは。Masahiです。

今回は、ビジネスで一番大事なスキルについて書いていきます。

答え

結論から言います。

提案すること

です。


なぜ「提案」が大事なのか?

ちょっと想像してみてください。あなたは美容師です。

お客さんが来て席に案内しました。まず何て声をかけますか?

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

まさか、

「今日はどんな髪型にしますか?」「どのくらい切りますか?」

ではないですか?

こういう人は、美容師が「髪を切る仕事」だと思っていて、大切なことがわかっていません。


髪を切るという行為の値段がいくらか知っていますか?1,000円です。QBハウスで髪を切って貰えば 1,000円になる訳です。では美容室でなぜ5,000円以上値段がするのかというと、ストアブランディングももちろんありますが「提案」があるからです。

髪型のトレンドやお客様の頭の形、要望等から、美容師が独自の提案をしてくれることに価値があるのです。女性の方が髪を染める時に、肌の色からカラートーンを細かく提案してくれることにも共通します。


賢くない美容師は、髪を切る単価を上げるために、必死に髪を切る練習をして技術を上げようと専念するでしょう。正直に言ってしまえば、髪を切る技術なんてそんなに大差ありませんよね?(美容師の方ごめんなさい)。

もちろんある程度技術は大切です。しかし80%こなせるようになったらもう十分です。人間、80%まで完成度を上げるのは比較的短時間で簡単にできますが、80%を90 %に、100%にする作業にものすごい時間がかかってしまうんです。そういう生き物なんです。だったら80%までできるようになったら、そこで一旦区切りをつけて他のことに専念することも大切だと思いませんか?


「提案」に価値がある

言われたことをやる「業務」は誰にでもできます。誰にでもできる業務に対して「あなたがやる」価値はありません。ましてや今は自動化の時代なので、自動システムに代替されでしょう。

そういう「業務」は価格勝負になります。グローバル化な今の時代、日本人よりもアジアをはじめとする外国人の方が人件費が安くて優秀な人材が多いのです。

想像してみてください。あなたがコンビニの経営者だとして、店員を一人採用することになりました。「日本語ペラペラだけど時給1000円でないと働かない」日本人と「日本語はまあまあできて時給800円でもコツコツ働く」外国人。どちらを選びますか。

外国人を選んだ方が得なのです。時給200円の差でも、例えば週6日8時間ずつ入るとすれば、1ヶ月で5万円の差になります。コンビニ店で一ヶ月の経費5万円はかなり大きいでしょう。

これが現実なのです。



では何に価値があるのか?

提案」に価値があるのです。

相手の目線に立って提案することが、相手にとっての価値になります。

あなたが部下に「これどう思う?」と聞いたとします。

部下A「いんじゃないですか?」

部下B「A, B, C案 考えられて、それぞれ〜〜と言ったメリットデメリットがあるのでA案がいいと思いますが如何でしょうか?」

どちらの部下と働きたいですか?


これは明日から使えるビジネススキルです。

ぜひ上司にも自分から提案してみましょう。最初は誰でも失敗するものです。でも失敗したとしても、上司は頑張りを認めてくれるでしょう。何事もまずは継続が大事です。

想像してみてください。自分から上司の目線で提案を考える部下はいい人材だと思えませんか?

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?