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M-1グランプリ2021に挑戦した話

M-1グランプリ2021に出場したよ!

9月22日大阪は心斎橋パルコ14階のSPACE14にて夢であったM-1グランプリに出場してきましタ!!

楽しかったので備忘録として残します。

2020年9月
相方その1サクヤ氏をM-1に誘う

2020年のマヂカルラブリーさんの優勝劇を見て。
否、2020年大会全体を見て。
否、自分の生き方を考えて。

コロナで鬱々とした自分の生活にメスを入れたい!!
M-1グランプリ出てみたい!!
サンパチマイクの前に立ってみたい!!!
笑いを生み出してみたい!!

そう思い大学時代からの親友ラジオDJ宮部咲哉をM-1に誘いました。

2つ返事でOKを頂きコンビ結成。

M-1への挑戦第一章スタート。

ラインやズームでやりとりしながら自分が面白いと思うネタを考えていき一本目のネタ『全世界立ちション協会』を完成させます。

しかしお互い多忙につきなかなか練習などはできない日々に。(社会人大変)

そしてネタは完成したものの2020年11月頃から俺の半鬱状態により連絡もあまり取らなくなり(ごめんよ咲ちゃん)ほぼほぼ事実上解散状態。

一度も漫才として完成させることなくM-1への思いは下火になっていきました。

活動期間約3ヶ月。コンビ名を考えずして解散!!

〜M-1への挑戦第一章終了〜

DJサクちゃん活躍してるので是非チェックしてネ!
e-radio

2021年6月
相方その2サダユキ氏をM-1に誘う


そんなこんなでたまたま3月より島根から大都会大阪に会社を辞めて引っ越ししてきた大学時代からの親友『サダユキ氏』と朝活を始めます。

そんなこんなで1.2ヶ月朝活をしてる中で

(やっぱりM-1出たいなぁ。あ、コイツ暇そうやし誘うか)

そう思ってラインでM-1に誘い、無事即OKを頂きます。

M-1への挑戦第二章スタート。

まずはサクヤ氏と考えた『全世界立ちション協会』をサダユキ氏に見せてみます。

好感触をサダユキ氏から貰うものの、このネタはサクヤ氏と考えたネタのため新ネタを考えようと思い

ネタ案を出していくところから再スタート。

そんなこんなで自分たちが面白いと思う二本目のネタ「ヤバい彼女候補」完成。

お互いに時間を合わせ、天王寺のてんしば公園やお互いの自宅にて数回ネタ合わせを行いました。

今回はネタ合わせしながら動画を撮ったり、あーだこーだ話をして『漫才』として完成するところまで出来ました。

しかし動画を見返して、そもそものネタが面白くないことに気づきます。全く笑えない。

考えている時は面白いんじゃないか?と思っていても漫才として形にして動画を撮ってみると全然面白くない。1クスリもない。

ここまでで芸人さんの凄さに改めて気づきました。

・笑えるネタ考えんの凄い
・漫才として完成させるの凄い
・漫才師の堂々とした立ち振る舞いが凄い
・要所の動きや表情全て計算されていて凄い
・継続力が凄い
・面白いの凄い
・噛まないの凄い
・アドリブ力も凄い

漫才というのは日常で偶発的に発生する笑いや身内での笑いとは全く異なり

『所作』『ワードセンス』『雰囲気』で世界観を作り込み、お客様に0から笑いを提供する偉業なんだなぁと改めて感じました。

マジで芸人さん凄い。尊敬。

やってみると分かる漫才の難しさ。
芸人さん達もネタ帳があり何百というネタをボツにしていると聞きますから本当に凄い。

さてさて、面白くないネタを生み出してしまったのだから

また一からスタート。


とにかく面白いワード、コンセプトを生み出すところからやり直しです。

2021年8月1日コンビ名『ハナウタジャンキー』とし、キラーワード『仔羊のフォルティッシモ』を武器に三本目のネタを完成させる

そんなこんなであーでもないこーでもないとネタを考えていく中で

・漫才の形式を『漫才コント』
・漫才の題材を『飲食店』
・笑いどころを『無い料理が提供される』
・キラーワードを『仔羊のフォルティッシモ』

と、外堀から決めていくことにしました。
最初はただただ面白いことと考えていたと考えるとかなり成長したと思ってます。笑

と同時にコンビ名も『ハナウタジャンキー』と決定(個人的にはめちゃくちゃ好き)

三本目のネタ『仔羊のフォルティッシモ』がネタとして完成します。
漫才として作り上げていく中で、今回は動画に撮って友人に見せアドバイスをもらう所まで実施!!

アドバイスとしては
・構成作家が見たらネタに矛盾する点がある
・お客さんから見たら伝わらないボケがある
・ボケが最適解なのか?もっと他に良いボケがないか?

などなど自分達では気づかなかった視点でのアドバイスを貰いました。

頂いたアドバイスから僕たちはネタをver2にします。

ver2のネタを完成させた後はひたすら練習。練習。練習。
2分にネタを収めて噛まないようにひたすら練習しました。

M-1グランプリ一回戦の裏側

さて、いよいよM-1グランプリ一回戦に参戦する当日。

M-1グランプリの受付に行くとエントリー料2000円を支払い、エントリーナンバーのワッペンと注意事項の紙を貰います。

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※涙でびしょびしょになった注意事項


舞台裏では事務所に所属している人気芸人さんは無用な混乱を避けるために別待機場に、アマチュアや駆け出しの芸人さんは舞台の上手側で待機。

検温と消毒、マスクを徹底しての待機でした。

待機場では出場者がそれぞれの思いを胸に最後の調整を行います。

事務所に所属している芸人さん達は『流石、芸能界』という感じで先輩芸人が通るたびに「おはようございます!」「お疲れ様です!」「頑張れよ!」「お客さん温かいわ」「おもっきりいけよ!」

会話の内容も、部活の公式戦前のような空気です。

さていよいよ本番直前。緊張がえぐい。頭の中はすでに真っ白
舞台袖で待機します。

次々と2分の勝負を終えていくM-1戦士達。

一つ前の組でよしもと興業所属の『神崎』さんがかなり面白くて個人的に好きになりました。

~本番~

緊張に飲まれました。

どうもーっと舞台に飛び出したが最後頭の中は真っ白。

とにかく自分たちの考えた台本を演じ切るので精一杯。

表情は?動きは?抑揚は?間はどうだ?

考えられる余裕は一切ありませんでした。

とにかく止まらずになんとかネタを終えることはできましたが、、、結果はダダ滑りと悲しい結果に(2.3笑だけ起きたような起きなかったような....笑)

お客様の表情をうかがう余裕もなくて本当に緊張が半端じゃなかったです。

そして残念ながら1回戦敗退。ナイスアマチュア賞も獲得できず。

僕たちのMー1挑戦は爪痕を残せず終わりました。。。

終わりに

今年のM-1グランプリ決勝は恐らく12月ごろになるでしょう。

僕も同じM-1戦士として(物は言いよう)テレビの前で応援しますし、今年は出場した分何かと記憶に残る大会になりそうです!笑

そしてそして私は

M-1グランプリに来年も挑戦します!!!!(仕事の都合次第ですが)

そして次こそは。。。。

1回戦突破orナイスアマチュア賞の獲得を目指します!

否。夢はでっかく優勝でぃ!!!

終わり。





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