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結果への執念

こんにちは、まさしです。

今回は僕の「人生の分岐点」についてお伝えしようと思います。

僕にとっての分岐点とは、新卒で入社した会社で、11.12月に毎年開催される社員100名の中でNo.1を決める頂上戦というイベントで、営業成績NO.1を取ったときのことです。

それまで何かで1位になるという経験をしたことがなく、こんな僕でも1位を取ることができたという経験は、僕に大きな影響を与える出来事でした。

1.背景

僕の配属先の岡山支店は少し特殊な環境でした。
岡山支店は僕が入社時にできた支店で、新卒を中心に発展させるという社長の狙いで、先輩社員5人、新卒13人というほとんど新卒の支店でした。

その中でも僕が所属していたIT事業部という光回線の営業の仕事は僕が入社する少し前にできた新しい事業部で所属が僕含めて3人しかいない小さな事業部でした。つまり新支店の新規事業部という環境でした。

また僕は口下手、人見知り、あがり症の3拍子揃ったダメな人間だったので最初は全く営業ができず、覚えたトークを思い出すのに必死で、トークが飛んで「えっとー、、ですので受付お願いします!」とまさかのクロージングをしてお客さんに「早いわ!」と呆れられる始末でした。

そんな僕ですが売りたい!という思いは人一倍強く、初陣初日から2件取ったり、そこそこの成績は出していました。

2.新体制と苦しい夏

そんな訳で事業部としては新人が形になった!という売れる片鱗を見せたこともあり、会社として事業部の人員変更を行うことになり、他の2人の先輩社員は別の事業部に移り、本社と大阪支店から2人ずつ派遣され、岡山支店教育事業部から1人異動の計6人の新体制で6月から稼働開始になりました。 

しかしここからなかなか数字が伸びず、7.8.9月は1人30件/月の目標に対して、10件/月ほどしか獲得できずとても苦しい夏を過ごしました。

3.思いと感謝

そして10月になり、いよいよ11.12月に控えた頂上戦に向けて準備を進める中、更に多くの出来事がありました。

・先輩社員の異動と退社
・IT事業部の同期の退社
・岡山支店教育事業部、IT事業部の成績低迷により支店存続の危機
・高校サッカー部時代の友達の突然死


こうした状況下になり、まさに崖っぷちに立たされた気分でしたが、ここで自分がやるしかないと、気持ちを奮い立たせました。

・3人となった事業部をまとめる星野さんへの感謝
・IT事業部長の西本部長への感謝
・岡山支店の存続は自分が1位を取るかどうかにかかっている
・亡くなった友達に対して、お前の分まで結果を出すから見ていろよ、という思い
・他の社員、前大会のチャンピオンに対して、絶対に負けられないという思い


戦いに臨む上での感謝や戦う理由がたくさんありました。
これだけの思いを背負い込んで頂上戦に挑んでいたので誰にも負けてはいけませんでした。

そしてお客さんの前に立ったとき、引くに引けないので相当な覚悟を持って仕事に臨んでいました。
断られそうになったり、1件が取れずにもがいている状況でも、逃げられない理由がたくさんあったので、前しか見ずに件数を獲得することができました。

11.12月という寒い時期、一人でインターフォンを押して訪問販売をするのはそれなりに過酷な日々でしたが、毎日戦い、年が明けた1月8日、キャンセル締め日を特に大きなキャンセルもなく迎え、社内全営業マンの中でNo.1を取ることができました。

その後光回線の大元である中国電力グループエネルギアコミュニケーションズから僕が他の代理店をしている全会社の中でも1位になっているというお知らせを後から受けました。

4.最後に

この頂上戦という戦いを通して、負けられない理由や感謝の気持ちを持つことで、No.1という称号を手に入れることができました。
自分を高みへ持っていってくれるのは、絶対に負けられないという強い思いと、支えてくれる人達への感謝の気持ちの2つです。
これから僕も人生を高みへ行く為に、この思いと感謝を胸に日々精進していきたいと思います。

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