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瀬辺勝です!ショパン作曲ピアノ協奏曲第1番について語ります。

こんばんは。瀬辺勝です。

前回はショパンのワルツ作品についてお話ししましたが、今回は、ピアノソロから協奏曲に切り替えてお話ししようと思います。

ピアノ協奏曲の中でも有名な1曲でもある「ピアノ協奏曲1番」。

演奏会でもよく弾かれている曲なので知っている人も多いのではないでしょうか。

この曲は全4楽章からなる曲ですが、私は中でも第2楽章がお気に入りです。

この曲は、ショパンがウィーンに旅立つ前にワルシャワの告別演奏でショパン自身が演奏した曲です。

そして第2楽章は、管弦楽の重厚な提示部を受けてピアニストが初めての音を弾くまで約4分間弱、静かにそのときを待ちます。

ショパンが祖国ワルシャワに想いをはせるのと同じく、ピアニストも管弦楽の音を受け最初の1音に込めるのでしょう。

この曲の素晴らしいとところは、展開部の明るく可憐なパッセージに包まれて聴き惚れていたかと思うと、また再現部でまた一人孤独な旅をしているかのような旋律に戻ります。

ショパンは「ピアノの詩人」といわれていますが、まさにそうだと思うのが、美しく流れるメロディーが何にも代えがたい崇高な世界へ我々を一緒に旅に連れて行ってくれるかのように感じられるからです。

ショパンだけでなく、クラッシック音楽の力とは、心に深く響き、清らかな世界へ導いてくれると思っています。

私はクラッシック音楽を聴いているときに思うのは、今後も更なる高みを目指せと告げられているような気になります。

さて、次回はでなく、違う作曲家についても語ろうと思っています。

寒くなると北欧の作曲家、シベリウスを聴きたくなります。

それでは、また次回もお楽しみに。

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