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あなたがクレクレ君になってしまう理由


    『真夜中の告白』 

僕のところにクレクレ君が寄ってくる・・ 
思い返せば、僕の人生はそんなことばかりだ。 

 

受話器の向こうから、カチカチとボールペンの頭をせっかちに叩く音がする。
僕から大金を引き出そうと必死なんだな。。

僕は既に気づいていた。
彼女の切ない声。。 

「会社のお金が入った封筒、落としちゃったの。まーくんどうしよう。」

「今日の夕方までに70万円届けないと、わたし。。」

 
僕はどうしたらいいもんか、黙って彼女の話を聞いていた。

「70万円貸して欲しい。お願い。」



昔、同じようなこと聞いたことがある。。 

会社のお金を落としちゃった、どうしよう。。
あ~もうだめだ。どうすればいいんだぁ~! 

明日までに会社に50万円入れないと~。
うゎ~!! 


父が畳を叩きながら、母にアピールする。
早く50万円よこせ!と。。もちろん口には出さないけど。。 

父のいつもの手口だ。
母は、きっと嘘だ。また下手な小芝居だ。。 

それを判っていながら、父に50万円を渡してしまう。
はじめから判っているのに、、 あとから、僕に愚痴る母。




今、受話器の向こうで、彼女が必死にもがいている。
あの時の父と同じように。。
 

 カチカチとボールペンの頭を叩きながら、僕にアピールしている。

早く70万円出せ。
今すぐ銀行へ行って振り込め!と。
もちろん口には出さないけど。。 

僕は、きっと嘘だろうな。
下手な小芝居だ。
  
それが判っているのに、気付いたら彼女の口座へ送金している。 

 そして1か月後、彼女からの連絡は途絶えた。 



何故だろう。。 『僕はお金いくらでも出します』オーラが出ているのだろうか? 

その女性に合計100万円、
飲み友達に合計800万円、
他にも、75万円、30万円、5万円、5000円、4000円、
一番大きいのが、〇〇〇万円。 

馬鹿だ。 呆れるほどの馬鹿男だ。

僕から必死にお金を引き出そうとする時、 彼ら、彼女らは決まって猿芝居をする。 

見え透いた嘘を重ねて、

「会社のお金落としちゃった。」
「田舎の母ちゃんが雪道で滑って骨折した。」
「バーの開店資金を盗まれた。」
「今から北海道行くのに、財布を忘れた。」 


理由なんて何だっていい。

嘘だって判ってるんだから。
それでもどんどん渡しちゃうんだから。
送金しちゃうんだから。   


あなたも同じかもしれない? 

竹中直人は無能の人
木村拓哉は無限の住人
根本優は無料の人 


あなたにとって、根本優は都合の良い無料の人ですか? 


やっぱり僕は、なにか持っているのかな?
ボールペンの頭をカチカチ叩いている人たちを、引き寄せるオーラを 僕は持っているのかもしれない。。 


ギバーとかテイカーとか聞いたことありますか?  

ギバーは与える人
テイカーはもらう人  

ビジネスをするならギバーになれ・・なんてことが言われています。 


世の中のほとんどの人がクレクレ君です。
日常生活において、身内以外にGiveしようなんて考えないですよね。

スーパーでは売れ残った商品を値引きします。
閉店間際なんて半額が当たり前。 

僕の価値もそんなもんでしょう。
貰い手がない無料の人だから、ちょっと話だけ聞いておこうかなって。。


だけど、本当は違いますよね。
あなたが、僕を甘く見る理由、価値を感じない理由・・ なんとなく判ります。 


おそらくそれは・・    
あなたは答えを求める人だから。 

あなたは、いつだって答えばかりを求める。
そういう人は、ありとあらゆる答えを漁ります。 

僕から答えをもらっても、 それが正しいかどうか、それを確かめるために他の誰かに答えを求める。 

その繰り返し。 

いろんな人に答えばかり求める。
答え、答え・・・ よっぽど安心したいんでしょう。

 
このグルチャにいる人も気づいてるかもしれないけど、 僕はあまり答えを言いません。 

言っても意味がないし、 それは僕の経験した中で見つけた僕の答えであって、 あなたにとっての答えじゃないから。

でも、それが理解できないから、 答えが欲しくてたまらない、我慢できないから、
例えそれが有料であっても、答えのくれる人を求めるんでしょう。 


ビジネスを含めて、この世の法則なんてものは不確定なものばかりです。

だから、僕の考える答え、そこに辿り着いた経緯だとか、あり方についてお話しています。 

それが理解できれば、あなたにとって物凄く高い価値となります。


以前、ホームランの打ち方について投稿しました。  

ホームランを打つには、目を瞑って打つこと。 

これは真実です。
だけど、本質ではない。 

目を瞑ることによって、何かが変わるから、 何かが起こるから強い打球を放つことができる。

相手の投げた球に合わせに行かないで、 自分最高のスイングだけに拘ることです。 


それが本質です。

 
自分最高のスイングができれば、 目を瞑る必要はないし、目を瞑っていたらボールに当たりません。

なのに、あなたは目を瞑ってバットを振り続けますか? 
あなたがビジネスで答えばかりを求める・・それと何も変わらない。 


ビジネスで成功できる絶対法則なんてものはありません。
 

答えなんかないんです。

あるとすれば、 ホームランなんて絶対に打てない人にも、
もし可能性があるとすれば、目を瞑って思い切り振ること、自分最高のスイングをすること・・ 

可能性があるとすれば、、です。 
自分最高のスイングをしようが打てない人は打てません。 


いろんなビジネスを教えるスクールがありますが、
そこで結果を出せる人がどのくらいいると思いますか? 

成功できる人なんて、せいぜい10%です。


どこのスクールでも、クライアントの声、成功者の声を紹介しています。
そんな声はほんの一握りの人の声です。
中には誇張した声もあります。 


神田昌典さんって知ってますか?
日本で一番有名なコンサルタント。

あの人が自分の開催したセミナーで言ってました。 

成功できる人は20%です。
残念ながら、今ここにいる人の中の80%の人たちは、諦めて消えて行きます。

そういうものなんです・・・

 

神田昌典さんのセミナーに参加すれば成功できると信じて集まって来た、 そんな人たちを目の前にして、彼はそう言ったんですね。  

80%の人はダメでしょう・・って。 

当時、『80対20』というビジネス本が売れてたので、 それに合わせて80%の人が・・と言ったのでしょうが、
実際は90%の人たちは諦めて消えて行きます。 


どこの起業塾、ビジネススクールでもそうです。
それは、ビジネスの成功法則なんてものはないのに、 答えばかりを求める人たちが、いかに多いのか?・・ってことです。 


いいですか? 

あなたが誰かにもらったその答えは、あなたにとっての答えじゃない。 

僕は一貫してそれを言い続けています。
それも、よりによって僕以外の誰かの答えなんて。。(笑) 


あなたのその依存心、なんとかしないと。
ビジネスを本気でするなら、自分にとっての答えを見つけないと。 

それを見つけるために、僕は本質的なことをいつも話しているんですよ。 

もちろん、 あなたのビジネスを隅から隅まで、 商品のこと、クライアントのこと、その業界のこと、ライバルのこと・・
何から何までリサーチすれば、あなたにとっての答えも解りますよ、僕には。 

プロフェッショナルですから、 みんなが普段やってるペルソナ設定のレベルとは次元が違います。 

流石にそれをするには、それなりの何かをあなたから貰わないと。
おそらく今のあなたには、お金でしか返せないと思う。 


余談ですが・・ あなたが設定しているペルソナって、あなたの想像でしょ? だから、それはビジネスごっこ・・なんです。
言い方悪くてゴメンナサイだけど。 


どこを探しても、あなたの答えなんてあるはずがない。
ないんですよ、答えなんて。 

だから、本質をちゃんと理解して、 自分にとっての答えを自分で導き出すしか、成功への道はありません。 


僕が今までここで話したこと、 ビジネスに直接関係ないことも、何かに繋がるから紹介しています。 

誹謗中傷を受けた話とか、僕の育った環境だとか、 ビジネスに直接関係ないですよ、確かに。 


ここにいる多くの人は、心理カウンセラーを目指しています。

そうでなくても、ビジネスをするからにはクライアントさんがいます。

どんなビジネスでも、クライアントさんは何かしらの悩みを抱えていますよね。 

迷っています。 


その方をあなたが導いて行かなきゃならない。
ビジネスの基本はそこだと思いませんか? 

クライアントさんの心のモヤモヤを紐解いていく。 

明るい未来を指し示してあげる。
その場所へ一緒に連れて行ってあげることが、ビジネスの在り方だと思います。 

あなたが教育者を目指すなら当然のこと。
だから僕は、あえて恋愛について、人間関係についてお話します。 

いろんなことを、心理学の側面から見たり、ビジネスに置き換えてみたりすることで、 きっと物事の本質が見えてきますから。 

僕はすべてが繋がっているから、心理学をちゃんと勉強していなくても判ります。
人のことが。 

恋愛のことも、人間関係も、ビジネスのことも。 

あなたは、それらの繋がりが理解できないから、 心理学は心理学で勉強して、
それとは別に、ビジネスはビジネスで勉強しなきゃ気が済まないのかもしれない。
同じですよ。 

マーケティングも、ライティングも、心理学も。 

それら全てが繋がらないのは、ビジネスも心理学も学問として学んでいるからです。 

だから、いろんな違和感に気づかないで、そのままスルーしちゃうんです、いろんなことを。 

世の中には、日常には、学びのチャンスがたくさん転がっているのに、あなたは見過ごしてしまうんです。


いろんな起業塾、ビジネススクールで成功できる人は、たったの10%です。 


あなたが何が何でも成功したいと思っているなら、僕について来るしかない。
あなたにとっての答えを見つけるには、僕から何かを受け取る以外に方法はないです。 


僕がここまで言って、 なんだ根本の野郎はいつも偉そうに!・・って
心がざわざわしちゃうなら、 どうぞ退席してください。  

毎度言いますが、退席したからって「ちぇっ」とか思わないですからね。 


今日は長かったですね。
最後までお読みいただき、どうもありがとうございます。   


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