初めは皆んなそうだった。
成長を感じる。ってたくさんある。
内容と目的を伝えて、安全第一で取り組んでください。と言ったのですが、何故か勝手に勝ち負けで取り組んでいたけど。。。
勝ち負けなら一緒にスタートします。
仲間意識。
ロードバイクは、グループになって走る。皆んなでペース上げて、30kmのグループが35km、40kmと上がって行く事がベスト。
その中には、遅い人は置いていく。
のでは無く、遅い人をいかに着いてこさせるか。着いてこさせる事ができるか。そして、仲間が仲間を思って声かけできるか。
遅い人は出来る限り速い人に着いていき、自分の限界速度をクリアして走り続ける。
35kmでしか走れない人の前を速い人が走り風除けになり40kmについてこさせる。
こういう風に、3年前からやってきて最初はほぼ全員が私の後ろに着いてくるだけだった。少しずつ先頭交代に入れていき、バテた人から着いてくるだけにしたり。強くなるために色々なコースやコースでやる事をやってきた。
1人、1人と先頭交代に混ざれるようになり、混ざり続けられる距離も伸びてきた。
そうなった途端に、遅れた人の事を置いていく声かけしない集団になっていた。
特に、強ければ強い人ほど弱い人の面倒見なくなっていた。
最初から強かったわけではなく、自らも一つ、一つ力を上げてきて、仲間におんぶしてもらっていたのに。
これでは、この先のロードバイク生活が悪い方向に向かう。
皆んながそうなりっていて、何度言っても全然意識せずに私がどこにいても全部を把握しないといけなくて、私は無理に置いて行くとかではなく徐々に限界地を出して、皆んながなんとかできるようにペース配分していたのだが。
悪い方向だけは言って欲しくない。
Ashivivaは、レースではなく一般サイクリストには冗談もあるが、速いし走れる人達という意識が少なからず着いている。
そんなメンバーが、他の人や仲間と走った時にもし“弱い人は置いて行く人”と言う行為をしてしまったら。。。
これがロードバイク人の1番嫌な部分。
強い人、弱い人が走らない環境。
走れるようになりたい弱い人は、頑張って着いてくる。そのような人には、強い人はしっかりと実力を上げてもらう走りをしないといけない。
逆を言うと、これが少しでも出来れば自分が“強くなる術をしる”という事になる。
だけど、初めは出来なくて難しくて、意識するのが面倒でストレスで。。。と出来ないから自分はやらない。という人も出てくる。
そんな人と一緒に走りたいですか?
これを自分の走りに結びつけてみて。
考える事はできる。出来ない事をできるようになるのが成長だ。
私は、強くても弱くても目的が同じなら一緒に出来ると考えている。
なぜなら、今現在この三年間で出来てるし皆んな初心者の年数だったけど私とローテーション出来るようになった。
初めは皆んな後ろをついているだけだった。
今は違う。ローテーションに混ざれるし、ついているだけで精一杯のメンバーもいる。
前より強くなったから、今弱い人は置いていくのか?共に強くなろうとしないのか?
長々と書きましたが、この課題が特に今年の春から出てきていた。
あらゆる場面でアドバイスしたが、やっぱり出来なかった。
ずっとわかるようになる為には?意識出来るようになる為には?を考えていて、今日取り組んでみたら皆んな変わった。
弱い人をどう速く走らせるか?を考えてやって見てほしい。
限界値を引き出せるように。
私は、一人で後ろから追っかけます。皆んなが仲間を意識して連れていけば追いつかれない。と言う事を伝えてスタート。
結果は、追い付かなかった。
帰路は、かなり変わっていて『変わりすぎだろ!』とツッコミたいくらい。
意識するんだ。意識しないと何も始まらない。意識しないといけない事は出来ない事なんだ。
この良い意識を忘れるな。
じゃないといつまでたっても今のままだ。
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