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間違ってはいないが正解ではない!
いつもありがとうございます。
企業様への訪問は現場の改善やより良くする改善、質問事項などを聞いてその回答をすることが良くあります。
また、私は現場の若い方に質問をよくします。これ、どう思いますか?若い現場の班長は知る限りの知識を使いながら一生懸命に回答をしてきます。しかし、改善には終わりはないし正解のない問題もあるのではと思っています。
生産ロット、その日の温度・湿度、マシンの調子や材料その物による原因、その人のやり方による原因、つまり4M(人・機械・材料・方法)と言われる何かの原因が起因して不具合が発生しますが、はっきりしない事は実に多いと思っています。
使用する材料だけを見ても、平均分子量はわかりますが今回のロットの分子量は前回と全く同じことはありません。官能基数(結合の手)も平均はわかりますが、官能基数が毎回全く同じなんて無いです。助剤関係でも同じような事が言えるので化学反応を安定させるという難しさ、そこが面白いのかも知れません。
気圧が低いと反応が鈍くなったり、外気温が高いとより活性化して反応速度が速くなったりします。4Mだけだは無く、季節・測定を加えた5M1Eという言い方もあります。これだけでは無く様々な要因が絡んで問題が発生することもあります。
その答え
間違ってはいないが正解ではない
こんな答えが多くなってしまいます。そんな時どうするか?
答えは1つ
試してみる事です。
試してダメであれば、次の案を試す。このような事を繰り返すことで、技術蓄積につながり真の問題点が見えてくるのです。
言い方変えれば消去法でしょうか?問題点に対する考えられる原因を数多く出します。それを順番に試して行きます。そのような仕事は面白く奥が深く、業界も狭いですが明確な答えのない業界のようにも思います。
勘・経験・度胸が物を言う業界かも知れませんね!!
間違っては無いが、正解ではない
そんな時、どうしますか?
いつも最後までありがとうございます。
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