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データを見るうえで大事な3つの視点DCV(定義D、比較対象C、表現方法V)

データを見るときに自分がチェックしている三つの視点があります。

・データの定義を確認する
・比較の妥当性
・表現の意図を考える
  です。

簡単に言うと、定義、比較対象、表現方法。それっぽく英語でいうとDefinition, Comparison, VisualizeなのでDCVなんて言ってみます。

それぞれ説明してみます。

データの定義を確認する

以外かもしれませんが、データは定義次第で結構変わることをご存じですか。特に○○率のようなものは、○○/△△ と分子と分母の定義が必要になるので変化は大きくなります。

ソシャゲのダウンロード数も端末数でカウントするのか、総ダウンロード数(最初に良いキャラをゲットするために、削除、チュートリアル、ガチャを繰り替えすリセマラという取り組みで)数字がかなり変わります。

いろいろな場面で聞く継続率という数字。これは、まず、継続している状態を定義する必要がありますが、そのためには、離脱した状況をまず定義することが必要になります。そこで継続者数が定義できたときに、分母を何にするかによって数字は大きく変わります。期間中のユーザー数全員にするのか、過去からの累計数にするのかなどで出し方、傾向、データの見方が変わってくることになります。

ちなみに率の場合は、分母の変化が少ないものを選んだほうが変化を見やすいというのが持論です。

ちなみにの2、データって何かって考えることがあるのですが、個人的見解としては、定義を決めたうえで集められた情報の集合(ローデータだろうと集計されたものだろうと。数値だろうと、数値以外のものも)だと考えています。逆に定義もなく集めれているとそれは情報なのかなと。

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