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最高の万年筆をお願いしてきました。

先日、フルハルターにお伺いして、万年筆をオーダーしてきました。

フルハルターというのは、森山さんが万年筆の研ぎ出し(ペン先を削り、調整)をしてくれる万年筆屋さんです。もともと大井町にありましたが、現在は我孫子のほうに移られています。

森山さんはもともとモンブランの万年筆の調整をされていて、フルハルターを開業。途中で扱う万年筆がペリカンに変わっています。

ペリカンの1番太いペン先の万年筆からその人のリクエストと書き方を見て線の太さを調整してくれるというすごい人なのです。

お会いしてお話をすると、押し付けることなく、フルハルター的万年筆の特徴を教えていただき、試し書きをさせてもらいながら、私の万年筆も見ていただいたりして、イメージを膨らませていきました。

森山さんとの会話で勉強になったことは、長年の経験と実験の成果からくる膨大な知識で、わたしの万年筆の知識を何度も覆してくれました。
メーカー視点から飛び出し、万年筆好きのアドバイスとして、誰もが安全に使う使い方ではなく、通の使い方を教えてくれました。しかもちゃんと自分で試されたり、多くの方の使い方を見た経験ベースで。

万年筆はインクで洗うべし。水道水ではカルキが中に溜まることがある。吸入式はインクの入れ替えで充分洗浄になるよと。
ペリカンのロイヤルブルーは非常に優秀。長年の歴史に支えられていると、子供のペリカンが二羽いる昔のインクのボトルのインクを触らせてくれました。

また、森山さんはわざわざわたしの書き方チェックをしません。送り先を書いている時の書き方をチェックされていて、そこにいくつかよくわからないメモを入れていました。

さて、新しい万年筆はどんな状態で来てくれるのか本当に楽しみです。

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