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英語リスニング概論

こんにちは。リスニング博士のまさるです。嘘です。博士には程遠い1学習者です。

それはおいといて、「英語ってどうやって聞き取るの?」について僕なりの見解をざっくりお話しします。

いきなり結論ですが「発音を知ること」です。

YouTubeとかで、リスニングに関する動画を見てください。まぁまぁの割合で「自分で発音できない音は聞き取れない」といった発言を耳にするはずです。

ようはそういうことです(どういうこと?

発音を全部捨ててもある程度は聞き取れるとは思いますが、仕組みをしっていると、成長の速さに差ができるのではと考えています。

僕自身、大学の授業以来、なんと35歳で英語を学びなおしましたが、最初に取り組んだのは「フォニックス」です。

そのあと「発音記号」を学んで、「音声変化」、「喉発音」と続きます。

この4科目(便宜上そう表現しますね)を一気に学んだのではなく、最初に「フォニックス」と「発音記号」を学び、Toeicのテスト勉強中に、リスニングをさらに鍛えるため「音声変化」と「喉発音」を学びました。

いきなり固有名詞が4つも出てきたのでザックリ解説しますね。

フォニックス=英語の世界における「ふりがな」的存在。本来3~5歳の子供が学ぶ内容なので、難しくありません。でも、基礎中の基礎なので必須科目。

発音記号=英単語を模範的に読むための記号。単語帳とかで見かける読めそうで読めない記号たちです。どちらかというと、覚えるのではなく読んで発音が分かるようになるためのもの、という感じがします。

音声変化=ネイティブたちの会話で超頻発するのがこの音声変化と呼ばれる現象です。この現象を6種類に分類すると「連結」「脱落」「同化」「短縮」「弱形」「変形」になります。全部解説すると本が書けるぐらいの内容ですが、がっつり要約すると、「ネイティブたちは、発音しやすいように音を省略したり形を変えたりしまくっています」ってことです。

What are you doing later? は、What're ya doin' larer? って発音することがあります。What'reが短縮、yaは弱形、doin'は脱落、larerは変形、という現象が起こっています。

もうここまでくると、別言語か?って思えますが、同じ英語です。

このレベルになると、仕組みをわかってないと聞き取れません。

喉発音=英語の発声方法に着目した、画期的な学習法です。これもYouTubeで検索すると色々出てきますが、要は、英語と日本語とでは大きく異なる発音の仕方をしている、ということです。

英語は「腹式呼吸が大事」って言われますが、息をたっぷり吸って、思い切り吐き出そうと思うと「必然的に」腹式呼吸をせざるを得ない、というのが本質です。

あと、前述の音声変化は暗記するものじゃなくて「自然とそうなるものです」。それは、英語をネイティブたちと同じように喉から発音すると、「What are you doing later?」は言いにくいのです。まぢで。このセリフを一息で楽に言い切るには、日本語的にぶつ切り発音では不可能なのです。

これも解説し始めると本が書けますので、これぐらいでとどめておきます。

試しに、以下の動画を見てください。再生ボタンを押すと、いきなり音声がはじまりますが、彼女がなんと言ってるのか聞き取ってみてください。

聞き取れました?

All right Helen. I'm gonna find some Super Chat reading music.でした。

All rightはひっついてAllrighになり、rightのtが省略され、I'm gonnaはもともとI'm going toですが普通はI'm gonnaと発音されます。findのdも省略され、someとひっついてfinsomeみたいに聞こえます。

これが手加減のない英語です。

僕がYouTube上のボッドキャストやライブ配信にこだわるのは、こういう手加減のない英語にガッツリ触れられる点と、聞き取れない→字幕で確認→また聞いてみる、っというのを繰り返すのにうってつけな教材だと感じているからです。

以上、リスニングの概論についてでした。

僕が作りたい講座の全容を、ここでお示ししました。

今回話したものを、より詳しく体系的にまとめたものを、リスニング講座という形にできればと考えてます。


ここまで読んでくれてありがとう。

よい英語ライフを。



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