ほとけさまのおしえ「他力本願 其の一」
いつも日常のことや仏教とあまり「関係のないこと」ばかり投稿しているので、たまには「直球ど真ん中」で投稿してみます。
というにはど真ん中過ぎますが、真宗で大切にされている教えに「他力本願」があります。
ここでいう「他力」とは「他人の実力」ということではありません。
他力とはズバリ「阿弥陀如来様のお力」のことです。
どんなお力なのかというと、それは私たちすべてに向けて願われた「四十八の願い」のことを言うのです。
その願いこそ「本当の願い」であると知り、私たち全員が「幸せを願われている存在」だと気づくことが「他力本願」ということになります。
とはいえ四十八もあるとなかなかすべてを理解するのは「難しい」ですよね?
そして四十八の願いの中でも、阿弥陀如来様が「一番に願われていることは何なのか?」と思うわけです。
そしてその中の「第十八番目の願い」こそ、阿弥陀如来様が本当に願われたものなのだと解釈された方が、法然上人であり親鸞聖人であられたわけです。
では「第十八番目の願い」とは一体何なのでしょう?
それは「お手を合わせて南無阿弥陀仏とお唱えするものを、すべて極楽浄土に救い取る」というものです。
では「極楽浄土に救われる」とはどういうことなのでしょう?
(其の二に続く)
☆今日の一句☆
阿弥陀様
一切衆生を
救い取る
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