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仏教に学ぶ生き方、考え方「お葬式」

 皆さん、お葬式は誰のためのものか考えたことはありますか?

 「そんなの故人様のためでしょ?」と一蹴されてしまいそうですよね。

 でも真宗では亡くなられた方は、すぐに「阿弥陀如来様」に救われて、「極楽浄土」にお生まれになります。

 極楽浄土ははるか西の方にあるので、もうこちらにはいらっしゃらないはずです。

 でも御身体はあるわけですし、思い出や在りし日のお姿は沢山「皆さんの心の中」におありのことだと思います。

 故人様のことを思い出し「偲び」ながら、誰もが「命終えるときがくる」のだということを今一度「思い起こしていただく」ひとときということになります。

 そう考えると、お葬式は「ご参列された皆さん一人ひとりのため」にあるのだと言えるのではないでしょうか?

☆今日の一句☆

 お葬式
   思い出偲び
      無常知る

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