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仏教に学ぶ生き方、考え方「広島風お好み焼き」

 旅行に行くとなぜか常にお腹が空き「地物のグルメ」を食べないと気がすまない私は、やはり「広島風お好み焼き」のお店にも足を運びました。

 原爆ドームにほど近い「お好み焼き屋」で一時間ほど並び、お目当てのお好み焼きを食します。

 大きく平べったいその食べ物は、とても「愛くるしい」見た目です。

 それが鉄板の上に丸まって乗っているのは、何か「正座」をして待ってくれているようにも感じます。

 コテで切れ目を入れてお皿に取り、口に運びました。

 いつもは「大阪風」のお好み焼きを食べている私は、「広島風」お好み焼きを食べるのはそう多くありません。

 まず一口目で感じたのは、それは「焼き」というより「蒸し焼き」だということです。

 小麦の生地をクレープのように薄く伸ばし、その上にキャベツや具材を載せていく。

 そして最後にもう一枚生地を被せることで、中のものが「蒸されて」味わいを増していく。

 つまり小麦の生地の間に具材の旨味を閉じ込めて「届けられる」ように感じました。

 また専用の「ソース」の味が絶妙です。

 甘さと辛さがバランスよく引き立て合って、具材の旨味と合わさっていく。

 まさに様々なものが「調和」しあって、この味を「届けてくれている」食べ物だなと感じました。


☆今日の一句☆

 美味しさを
     届ける工夫
         見つけたり

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