仏教に学ぶ生き方、考え方「時間を決めないということ」

 突然ですが私の一日は時間が「あってない」ような生活をしております。

 会社勤めの方や学生なら、「始業時刻と終業時刻」は決められているので、それに合わせて自分の一日の「タイムスケジュール」を思い描くでしょう。

 でも私にあるのは、お勤めを「いつどこでするか」という約束だけです。

 つまりそれさえ守っていれば、あとは私自身に「すべて」任されているのです。

 なので夜寝るときが遅い時もあれば、朝起きるのが早かったり遅かったりもあり、「昼寝」をすることもあります。

 その時の「体調」に合わせて、自由に時間を設定できるのです。

 もちろん、すべてのお坊さんがそうではありません。

 中には時間が「厳しく」決められた毎日を送っていらっしゃる方も見えるでしょう。

 むしろそちらのほうが「圧倒的に」多いと思います。

 でも私の場合、たぶん決めたら決めたでそれに「囚われ」、できない自分を責めたり、できたらできたで「慢心に溺れたりする」のではと思っております。

 もちろんゆくゆくは、「日の出前」に起きて勤行に勤しむお坊さんを目指したいと思っております。

 でもそれまでに対峙しなければならない煩悩を、沢山持ち合わせているなと感じております。


☆今日の一句☆

 コチコチと
     心内時計が
         動いてる

 

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