見出し画像

新年度

令和4年度 スタートしました。
新たにメンバーを迎え、職場の雰囲気も少しずつ変わりつつあります。
昨年度は、少し視野が広がってきた分、思い描いたような実践をすることができない悔しさがありました。さらには、様々なフォローをしてきた(もちろん、フォローされていることの方が多いが。)ので、前に進めない悔しさから落ち込んだ時もありました。
 ただ、振り返ってもしょうがない。前向きに考えようと思い、新年度のスタートを切っています。
 新年度の人事は、自分がしたわけではないけれど、自分がもし、人事するなら・・・・・と考えたらほぼ同じような事を考えたろうなぁーと思えるようなものになりました。
 私自身、誰からも応援したくなるような、サポートしてあげたいと思えるような人が大切な場所(担当場所)にいるべきだと思っています。そういった意味では、今年度は適材適所な感じがします。(自分の居場所が1番の違和感だと思っている笑)
 以前、仲がよかった同僚に、食事の話をしていて、「おいしい、と思える楽しい食事というのは、何を食べるのではなく、誰と食べるかですよね」と言われた。なるほど、そうだね、食事は味だけでなく、シチュエーションも味わうものだ、なんて理解した。
 話が脱線しているようにも見えるが、実は、自分がしている仕事自体も、何を教えるか、ではなく、誰が教えるか、ではないのかって思うようになった。もちろん、技術ってあると思うけど、人間性ってフィルターを通して伝わる言葉は、染み具合が違うんじゃないかな、って気がする。
 失敗や挫折を知っているから、あえて失敗させることだってあるし、傷付きやすい相手だったら、予防線を張ってあげる。成功の喜びを知っているから、大きく称賛する。裏切りを知っているから、信頼する大切さを説く。大切な人を失ってしまったから、人に愛され愛すことの大切さを伝える。
 私が駆け出しのころ、指導にあたってくれた人が、酒の席で、自分の事を珍しく(というか初めて)ほめてくれていたのを思い出す。
 「こいつはね、人生を教えてくれてるんですよ。めったに人生を教えてくれる人はいないんですよ。」
 さあ、悔いのない1年を送ろう。 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?