質の高い「声と音と画」を体感できる最高のエンタメ【ジグザグ・ピューロ禊レポート】
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質の高い「声と音と画」を体感できる最高のエンタメ【ジグザグ・ピューロ禊レポート】

原マサヒコ

行ってまいりました。に。

あ、知らない人からすると意味が分からないと思いますが、『ジグザグ』というV系バンドがおりまして、ライブのことを『禊』と呼ぶんです。

僕は2020年7月の「音楽の日」をきっかけにWANDSからジグザグを知り、沼に落ちていきました。その時の様子はコチラをご覧ください。

※いま見たら24万PVもいってる……!(2022年1月現在)

この記事でも書いていますが、僕は正直ジグザグのすべての曲が大好きというわけではありません。昔のサブカル的な曲はあまり好みではないのですが、それでも沼に落ちたからには一度は禊に参拝して生で聴いてみたいと思うわけです。少し怖さもありますけども。

で、ファンクラブの『ベレボ』にも入り、その後おこなわれた禊やイベントに応募しましたが、すべて落選。FC先行でも一般販売でもトレードでも全滅しました。そして、ようやく1年半の時を経て当選したのです。

それが、今回の『ピューロランド禊』でした。名前の通り、サンリオピューロランドで行われる禊です。前述の記事でも書きましたが、命様がサンリオのマイメロ好きなところから実現した禊といえるでしょう。

この禊について命様は雑誌『ロッキング・オン・ジャパン』で先日こう語っていました。

「いやあ、ピューロランドはめちゃくちゃ楽しみですね‼ 単純にマイメロちゃんとステージに立てるっていうのがね。職権乱用ですよ(笑)。本当ならすごい行列に並んで、何十秒かお話しするしかできないんで。

ロッキング・オン・ジャパン 2022年 02 月号」P219より

行列に並んで何十秒かお話しするんか(笑)まあ、そんな職権乱用の現場を目撃すべく、いざピューロランドへ行きました。僕は子ども居ますけど、ディズニー派なので来るのは初めてです。

入り口前に禊の案内が。

チケットを見せて中に入ると、なんとも可愛らしい空間が広がり、その奥にホールがありました。

かわいいなあ、おい

ホールに入ると不思議な空間です。サンリオ独特のメルヘンな曲が流れるなか、風船でデコレーションされた場所にジグザグの「のぼり」が何本か立てられています。そして並んでいる楽器とドラ。

席に着いて開演を待ちます。周囲を見回すと、さすがに女性ばかりですが、男性の姿もチラホラ。なんとも心強いです。数年前ならバンギャ率100%で居られなかったことと思います。

時計を見ると、そろそろ開演時間。するとメルヘンな曲がフェードアウトしていきます。本来ならここで観客から歓喜の声援が湧くところですが、この情勢なので皆さん静かに拍手。すると、イントロが鳴ってきました。これは、「帰りたいけど帰れない」か!

①帰りたいけど帰れない

正直、2019年後半あたりからの曲が好きなので、コレはあまり何度も聴いている曲ではないのですが、ちょっと驚きましたね。なぜなら、先日出た『SPECIAL ARTIST BOOK』の中にある曲ごとの解説ページに、この曲についてはこんなことが書いてあったからです。

命様:始まるときの≪コタツがわらわを呼んでいる!≫がピーク。あとは右肩下がりやねん
龍矢:そこを超えないんですよね

SPECIAL ARTIST BOOK -真天地開闢集団-ジグザグ」P69より

こんな話しだったので、「これが1曲目なのか!」という驚きでした。ただ、ステージでは影丸さんが「こたつがわらわをよんでいる!」と元気よく歌っています。そう、影丸さんだけはこの曲が異様に好きみたいなんですよね。

影丸:セトリを決める時に3回に1回ぐらいは僕がこの曲を提案してるんですけど、全然却下されます

SPECIAL ARTIST BOOK -真天地開闢集団-ジグザグ」P69より

ややテンションが高いであろう影丸さんがドラムを鳴らしはじめ、舞台袖から命様も登場しました。

「おお!命様だ!」
初めて拝見する命様に感動していましたが、いざ歌に入ると冒頭からミスを連発。どうも歌詞を忘れているようです。「あれ、どうした?」と思っていましたが、さすがにサビになると伸びやかな美声が会場を包みます。

それにしてもこのMV、コミカル過ぎだろ(笑)

曲が終わると拍手が響き、続いての曲。

②メイドカフェに行きたくて

「それでも行きたいよ♪」と命様が歌い出します。おお、メイドカフェか。この曲はやるだろうなと思ってました。世界観がピューロランドと合いますし、歌詞に「マイメロが好き」って入ってますしね。

これもまたMVだけパッと見ると「なんじゃこれ?」「コミックバンド?」などと思ってしまうんですが、目を瞑って歌詞を追わずに聴くとめちゃくちゃ上手いしカッコいい曲。本格的な歌唱力と演奏力をもって全力でふざけるってのもジグザグの1つの魅力といえますね。

曲が終わって拍手がやむと、命様がステージ中央のドラに歩み寄ります。

③ニイハオ・ワンタンメン

ドラの音が響き、チャイニーズなイントロが流れて「ニイハオ・ワンタンメン」です。

これって、どういう意図で作詞をしたんでしょうかね。中国人の彼女が彼氏に対する歌?それをなぜ命様が書いた?そんな疑問がふとよぎりますが、頭を空っぽにして振り付けをマネしていきます。この曲は振り付けがしっかりしているので大変。両隣のお姉さんにチョイチョイぶつかってしまいます。「小籠包より回鍋肉より大好きウォーアイニー♪」では全員でお辞儀をしたりなんかして。

全力でお辞儀しながら、なんでピューロランドに来て中国語でお辞儀をしてるんだ僕は(笑)と自分にツッコミ。そして命様はギョーザ、シューマイ、ザーサイといった中華料理名をシャウト。マキシマム・ザ・ホルモンの歌で「ビール!煮干し!ウニ!」みたいな歌があるし、打首獄門同好会の歌で「刺身定食!唐揚げ定食!焼き鮭定食!」みたいな歌がありましたが、それの中華版みたいな感じですかね、これは。

そうそう、開演時から気になっていたんですが龍矢さんの髪型が真っ黒のロングではなくなっていて、以前の「女形」みたいな感じではなくなってましたね。カワイイではなくてカッコイイに進化した感じ。

そういや以前から「キレイ系じゃなくてカッコいい系になりたかった」と言ってましたもんね。そんな龍矢さんのカッコ良さを感じながら曲が終わっていきました。

MC(1)

最初のMCに入ると、命様はまず瓢箪から水を飲みます。そして、冒頭からミスったことを白状し謝罪されました。「いかん、フワフワしとるな」と。まあ謝罪といっても怒るような人はおらず、周りを見渡しても「まあしょうがないよね。楽しみにしてたんだもんね、命様」と温かい目で見守っている感じでした。

そして「禊に来るのが初めての人は?」と質問が投げかけられましたが、自分も含めて結構な人が挙げてましたね。そこですかさず命様は「これが普通だと思わんといてね。今日はイレギュラーだから」みたいな弁明を。

まあ、ただでさえサンリオピューロランドでの禊なんて普通じゃないですが、さらに命様が舞い上がってフワフワしてますから、普通じゃないオブ普通じゃないですね(笑)

そして「次からの3曲は、新しいアルバムからいくよ」と命様。僕は思わずガッツポーズをしました。めっちゃ好きなんですよね、新しいアルバム。
「初めてやるんで、フリとかまだ決めてないから、聴くだけの感じで」と言って3曲がはじまります。

④いいこいいこして

まずは「いいこいいこして」。これ、タイトルと歌詞だけ見ると可愛らしい曲に見えますが、自己肯定感を高めてくれる歌詞と切ないメロディが相まって美しく仕上がってますよね。フリはまだ決めていないといいつつ、命様は自分の頭を「いいこ」するなどフリをしていました。※2部ではフリを伝授していたみたいですね

個人的には歌詞の「今日も生きたよ いいこ 自殺しないよ いいこ 明日も生きるよ いいこ もうたくさん笑うよ いいこ いいこ!」ってところで何故か涙が出そうになるんですよね。ええ歌詞や。

ジグザグの曲って、昔のはタイトルも「死んでほしい」とか「黒死蝶」とか「糞麺氏ね」とか「死にたい御年頃」とかパッと見でネガティブでダークなものが多くてちょっと引いてしまうんですが、新しいアルバムはポジティブな空気感があって好きなんですよね。まあ昔のは自分がターゲットじゃないといえばそうなんですけどね。

⑤僕ノ旋律 

続いて「僕ノ旋律」。これもキャッチ―でポップですごく好きな曲です。サビの頭の歌詞なんてジグザグらしからぬ「だーい好きだよー♪」ですからね。どういう意図で書いた歌詞なのか気になりましたが、「ロッキング・オン・ジャパン」に解説がありました。

言っておかないといけないのが、歌詞はダブルミーニングなんですよ。ひとつは音楽に対する自分の思いというか、ずっと音楽に救われて生きてきたから、音楽とか自分の作った楽曲に対するラブソングなんですけど。もうひとつの意味は、ちょっといろいろ推測してみてください。

ロッキング・オン・ジャパン 2022年 02 月号」P217

なるほど、僕ノ旋律=自分が作った楽曲か。そしてもうひとつの意味は「いろいろ推測してみて」だと…?

もしかして命様に彼女ができた?
いや、彼女はマイメロだって「有吉反省会」に出た時も言ってたし…

2020年9月26日「有吉反省会」(日本テレビ系列)より

はっ……
僕ノ旋律……
僕ノ=My
旋律=Melody
僕ノ旋律=My Melody
 ……って結局マイメロかい!
そりゃ「だーい好きだよー♪」って歌うわな!(笑)

歌詞もよく聴くと冒頭で「肩を落として帰る部屋ぽつり 今日は散々な日だったな だけど君はいつも通り 変わらないね優しい光 心に灯すよ」と歌ってますが、以前に放送された命様の部屋が頭に浮かびましたよ。

枕元すげえ

それはいいとして、この曲はイントロとアウトロのプログレな感じも好きだし、間奏のギターも好きなんですよね。「奏でよう…ずっと…ずっと…」のところ。あのディレイの感じが懐かしさもあって、たまらないんですよね。

これ、同じ世代の人なら分かっていただけると思うんですが、邦楽でいうとLUNA SEA『IN SILENCE』のイントロみたいな感じ。「テッテケテケテケテケ」っていうね。(動画 0:16~)

このイントロにも共通する「僕ノ旋律」の間奏部分について、命様がギターマガジンで語っていました。

「この曲は間奏に付点8分のディレイを使ったフレーズを入れました。俺は付点8分のディレイも好きなんですよ。昔は付点8分のディレイってお馴染みでしたけど、最近はあまり聴かないから逆に面白いなと思って入れることにしました。」

ギターマガジン インタビュー「快進撃を続ける異才のプロ意識」より

なるほど、「付点8分のディレイ」っていうのかー。ジグザグの曲にはこういうちょっとした「こだわり」がちょいちょい入ってくるところがホント好きですね。

そして曲の最後、「僕ノ旋律よ♪」のところで命様の美しく伸びやかな歌声が会場を圧倒するように響き渡りました。ああ、この歌声が聴きたくて来たんだよなあ、としみじみ。

⑥ラスデイ ラバー

そしてアルバムからの3曲ラストが「ラスデイ ラバー」。めちゃくちゃ爽やかなイントロが流れて、テンション上がりましたね。これも昔のジグザグからは考えられない曲。知らない人に「WANDSの新曲だよ」と言っても通用してしまいそうです(笑)

命様もこう語っていました。

曲が出来上がって、自分で「なんかめっちゃいい曲じゃない?」って思って(笑)。まあ"愛シ貴女狂怪性”とかが好きな人からしたら、どう思われるかちょっと怖いところはあるんですけど、今自分がそういうブームなのですみませんってことで」

ロッキング・オン・ジャパン 2022年 02 月号」P217

「そういうブーム」、個人的には大歓迎です。この曲を含む新しいアルバム、本当に良いです。

MC(2)

2度目のMCで命様が、「とても恥ずかしいんだが、皆さんに見てもらいたい映像がある」とのこと。どうやら、数日前にピューロランドでマイメロちゃんと会ってプロマイドを撮影したようですが、その時の様子でした。(ちなみに映像のBGMは『僕ノ旋律』でした。まあ、そりゃそうなるよね)

撮影場所にマイメロが登場してデレデレになる命さん。
「こんにちはー」と丁寧な対応をする龍矢さん。
「かわいいねえ」と近づく影丸さん。
「おい、近づくな」と怒る命さん。
触ろうとする影丸さん。
「おい、俺のやぞ」と怒る命さん。
冷めた表情の龍矢さん(笑)。

三者三様のやり取りに、会場は爆笑に包まれました。

なにげに命様はこの瞬間を心配していたようで、インタビューでも話していました。

普段はマイメロ好きって言っても微笑ましいねって感じですけど、いざ現場を目の当たりにした時に、果たしてファンは受け入れてくれるのか……。そんなに好きなんや……って普通に引かれるんちゃうかなっていうのが心配です(笑)

ロッキング・オン・ジャパン 2022年 02 月号」P219

心配に及ばず、笑顔で受け入れられたようで良かったですね。「推しが推しに萌えている様子に萌える」みたいな感じなんでしょうかね。知らんけど。そして「ここからは激しくなるぞ!」と次の曲へ。

⑦コノハ

来たー!「コノハ」。この曲も大好きなので嬉しかったです。これは有名な話ですが、命様の前世の記憶(という設定)で2013年のRay℃時代に作った曲なんですよね。当時は、アレンジもシンセベースのピコピコ音満載だし歌いかたも軽い感じ。その時のプロデューサーの指示だったそうですが、これを今の命様がセルフカバーしたものなんですよね。

なんか、歌詞も含めて色んな思いが込められたアレンジのような感じがして、クリエイターの端くれとしてこの曲から感じることも多いので、また別の機会で記事を書きたいなと思います。とにかくいい曲。聴きごたえがありました。

⑧復讐は正義

続いて「復讐は正義」です。イントロから「おおお!」とブチあがります。
個人的な聴きどころはサビのファルセットからデスボイスまでいく振れ幅。そしてギターソロでしたね。(下記ライブ動画では1:38~)

何人かのバンギャの方は激しく髪を振り乱していましたが、激しかったなあ。僕は体を揺らしつつ聴き惚れてしまいました。

⑨顔が好き

次は「顔が好き」だったのですが、正直、これやっていいの?と思ってしまいました。歌詞がエグイので…(興味ある方は「顔が好き ジグザグ 歌詞」などで検索を)「ピューロランドでこれやるの?」と驚いた1曲。

途中のお経のようなパートでは歌詞のエグみが増すのですが、さすがに命様は「こどもは耳を塞げ!」とか言ってました。いやいや、禊に来て「耳を塞げ」って(笑)

⑩ええじゃないか

「まだまだいけるやろ!」と煽って次の曲、「ええじゃないか」。
これはお祭り系の振り付けありまくりの1曲です。初めての禊でしたが、命様も龍矢さんも丁寧に振りをしてくれるので見よう見まねでできました。ただ、両隣のお姉さまが手を思いっきり広げてきて僕の上空の空間が無くなったので手元で小さくやる程度でしたが(笑)
「よいしょー!!よいしょー!!」ではしっかりお辞儀しまくりました。

MC(3)

3回目のMCで、「スペシャルゲストが登場します」とのことで、舞台袖からサンリオキャラのマイメロ、ばつ丸くん、モップくんが登場。

先ほどのMCで流れた映像と同様にデレデレになる命様。ただ、「お触り禁止って言われてるから近づけない」とのことで、少し物足りなさそう。そして龍矢さんと影丸さんはTシャツにお着替えして全員で横に並び次の曲へ。

⑪かわいくなりたいねん

「全員で前に立つってことはこの曲や」ということで「かわいくなりたいねん」がスタート。

これも初めて聴いた時は衝撃でした。乙女心を歌った曲なんですよね。アイドルが歌いそうな曲調から途中で急にデスメタル調になったりして振れ幅がとてつもなくエグい曲です。

間奏あけで「小さい女の子が 大好きなの…」というセリフのところを「マイメロディちゃんが 大好きなの…」に言いかえる命様。ええ、ええ、そうでしょうね(笑)

3体のキャラと戯れながら踊って歌う姿を見ていて、うちの娘が4歳くらいの時に行った「しまじろうコンサート」を思い出してしまいました(笑)ただマイメロと命様がいるこの状況を4歳くらいの子供が見たら軽いパニックになるだろうな(笑)

そして、いよいよ最後の曲に……もう終わりかあ、早い……

「まだあの曲をやってないよな?あの曲をやらないなんてのはあり得んよな!」といってお馴染みのイントロが。

⑫きちゅねのよめいり

これも初めて動画で見て衝撃だった1曲です。
「コンココン あたいのすべて コンココン あんたにあげる」のところではマイメロディに向かいながら歌いあげる命様(笑)途中でマイメロに抱きつこうとするも、「触ってはいけない」というルールを守って寸止めする命様(笑)マイメロ達もノリノリで、会場は幸せな空気に包まれます。

この動画で見てはいましたが、「ついに自分がコンコンの振り付けをやる時が来たんだな…」と指をキツネにして「コン☆CHU」とやりながら感慨深くなっている僕がいました。

そして「モフモフして~♪」で命様がコブシを効かせながら歌い終えると、白い光が差し込んできて荘厳な曲が。

「愚かな者に救いの手をー!」で終わるアレですね。人差し指を折り曲げて、手のひらを命様に向けます。いやあ、本当に救われそうな気分。マイメロ達も手のひらを向けていて可愛らしかったですね。

そして両サイドから幕が閉じていき、禊は終わりました。

初めての禊への参拝を終えて

帰りに思ったんですけど、ピューロ禊はイレギュラーだとしても、ジグザグの禊って質が高くて最高なんじゃないかということ。

以前、『GiGS』で表紙を飾った際の特集が「3ピース・バンド最高説」でしたが、音楽としてのコンテンツ面だけじゃなくて禊においても3人のバランスがすごくいいなと思ったんですよね。

「禊での3人のバランス」というのは、質の高い「声と音と画」ですね。

「声」はもちろん命様です。デスボイスからクリアなハイトーン、そしてファルセットまで多彩な喉と声量、圧倒的な歌唱力で魅了してくれました。

そして「音」は影丸さんのドラムです。力強く、そして的確なリズムを刻んで腹に響いてくるバスドラと軽やかなスネア。バンドサウンドの土台ともなるドラムが高い技術力で奏でられていました。

そして「画」というのはステージの華やかさや動きですよね。これは本当に龍矢さんが素晴らしかった。考えてみれば、命様は目を出していないし、影丸さんはドラムなので動けない。そうなるとライブにおけるステージでの表情というのは出しづらくなってしまうわけですが、そこを龍矢さんがかなり担っていた気がするんです。

振りがある時には先行して振り付けをして会場が一体になれるようにしていたり、盛り上がるところは煽ったり、聴かせる曲の時は繊細な動きで会場を魅了したり。とにかく龍矢さんの存在感の大きさを感じた禊でした。

そういえば、インタビューでもこんなことを仰っていました。

龍矢:命さんは僕がメンバーに居ること自体が貢献になっているから大丈夫って言うんですけど、やっぱり僕は、ステージに立たないと貢献できないというか、自分の中で、ステージに立ってこそ僕がいる意味があるっていうふうに思ってるんです。

SPECIAL ARTIST BOOK -真天地開闢集団-ジグザグ」P19より

ホントそうですね。龍矢さんの貢献度の大きさと、それによる「声と音と画」のバランスが整った最高のエンターテイメントが感じられるステージだなあ、と思いました。

ということで、今回は特別企画的な禊でしたが、3月から始まるツアーではより濃度の高いジグザグならではのステージが体感できるのではないかと思います。

僕もいくつか応募しましたが、皆さんも当たりますように!

以上、「初めての禊」のレポートでしたー!


<参考資料>

新しく出たコレも買わなきゃ!

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原マサヒコ

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原マサヒコ
ビジネス書作家×ライターとして出版・WEB・音楽・イベントなど各種コンテンツの裏側を発信 / 元トヨタの整備士として学んだことを中心に10冊上梓 / プラスドライブ代表 / WANDSとジグザグの沼にハマり中 / 公式⇒ https://www.haramasahiko.com/