Obsidianの同期ファイルを見直す|最高のノートアプリ探しの旅、再び。100万回1回目
前回、Obsidianの起動が遅くて、もう勘弁ならん!メモアプリ探しの旅に出る!ということを書きました。
この記事を書いたあといろいろ考えて、今のObsidianの設定や使い方を見直して、起動が速くなれば不満は解消されるのかも?と思い立ちました。
そこで考えたことが下記の2つです。
Obsidian Syncを使って同期する
iCloudで同期するVaultと同期しないVaultを分ける
1つ目はお金で解決です。でも、その前にお金を使わず自分の工夫で乗り切れるなら乗り切りたいので、「2」からやってみることにした。
iCloudで同期するVaultと同期しないVaultを分ける
僕は20年近く書きためている日記が5000ファイルほどある。
20年で5000ファイルって少し少なめじゃない?という突っ込みはしないでください。
足りない2000超のファイルはパソコンが壊れてテキストファイルが消えてしまったり、何かメモアプリを移行するとき、うまく移行できず消えてしまった悲しい子たちです。ご冥福をお祈りします。
さて、手元にある5000のファイルは基本的に書くだけで読み返したりしていません。ただの記録です。たまーーーーーーーに「あれ?いつだっけ」と読み返したり、「去年の今日」「5年前の今日」「10年前の今日」といった風に読んでみたりする程度です。
なので、これらのファイルをiCloudで同期している必要がありません。そこでiCloud内のVaultから外してMacのローカルに新しくVaultを作って移動させました。
さらに僕はメモの管理方法として、明らかに役目を終えたファイルたちを「アーカイブ」というフォルダに移しています。このファイルたちもごく稀に検索で探すことがありますが、iCloudで同期するほどではありません。
自宅で仕事をしているので常にMacは手元にあるし、外出中でも、その日の夜、遅くても翌日の午前中にはMacで必要な情報を探せます。旅行中はMacBook Proなので持ち歩いています。
なのでこういったファイルをゴソッとMacのローカルVaultに移動させました。
その結果、なんとiCloudで同期するファイルは250ほどになり、起動の遅さは劇的に改善されました。これまで起動に10秒くらいかかっていたのが、3秒、速いときは2秒くらいになりました。そして検索も快適です。
起動と検索の遅さは読み込みファイルの多さ(一因)
今回分かったことは起動と検索の遅さの一因の1つは読み込むファイルの多さだということ。
今回はiCloudとローカルのVaultに分けたけど、iCloud上でVaultを分けることもできるから、「いつも使うメモVault」と「アーカイブVault」を作るのがいいのかもしれない。
通常は「アーカイブVault」は開かず、必要に応じて開くようにする。
定期的に「いつも使うメモVault」を整理して、「アーカイブVault」に移す行をする。
これを行うだけでObsidianの快適さが変わってきそうです。
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