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衣類乾燥機検討

洗濯乾燥機ではなく、乾燥機能に特化した衣類乾燥機の検討。

背景

ドラム式洗濯乾燥機を10 年来使ってきた。これは便利なシロモノである。だが個人的な経験としては壊れやすい。いまの洗濯乾燥機は 3 台目である。家族が増えて洗濯の量と頻度が上がってからよく故障するようになり、すでに 2 度買い換えた。

- 2012: パナソニック プチドラム
- 2018: パナソニック NA-VX7800L-W
- 2021: シャープ ES-W133 (現役)

ワークアラウンドな対応としては、乾きにくいものは干す、乾燥フィルターと排水フィルターを頻繁に掃除する、槽洗浄を毎月するなどの対応を実施しているが…いつまでもつことやら。洗濯と乾燥を1台で行うことに構造上の問題があるのでは?という話もある (要出典)

かといって、タオルなどの細々した衣類をいちいち干す生活には戻れそうもないので、洗濯機と乾燥機を導入したい。ドラム式洗濯乾燥機と比較して場所はとるが、並行して動かせる、乾燥容量を増やせるというメリットがある。

ガス式 vs 電気・ヒーター式 vs 電気・ヒートポンプ式

大きく分けて乾燥方式は 3 つある。このへんの話は『高性能な家づくりチャンネル』の今泉さんの動画が詳しい。

結論としては電気・ヒーター式を避けて、ガス式 or 電気・ヒートポンプ式が良い。

候補

  1. Rinnai 乾太くん (ガス式)

  2. Miele T1 TCJ680 (電気・ヒートポンプ式)

  3. Beko DH8444RX0 (電気・ヒートポンプ式)

  4. Electrolux Line 6000 TD6-7 (電気・ヒートポンプ式)

Rinnai 乾太くん

乾太くんを比較検討している記事や動画は非常に多いので、ここではスキップする。機種もいろいろある。高気密住宅ではオプションの逆流防止弁がマストアイテムらしい。
総じて評判は良いが、太陽光パネルを乗せてオール電化にするとなると、次の懸念点がある。

1). 乾太くん専用でガス管をひく必要がある
2). 排気筒のために壁に穴を開ける必要がある
3). 排気筒自体がヒートブリッジになりそう[*5]

Miele T1 TCJ680 WP

ドイツの高級家電メーカー Miele の乾燥機。モデルハウスとかに置いてあるオシャレなアレ。

  • 乾燥容量: 9 kg

  • 消費電力: 1100 w

  • 推定年間消費電力: 193kWh (*1)

  • 本体価格: ¥396,000

海外には T1 Classic という機能を絞った機種もあるようだが、日本では取り扱いがなさそう。

設置は 1F のみで、床の補強も必要。導入するなら家の設計時に考慮してもらった方が収まりが良さそう。

Beko DH8444RX0

トルコの家電メーカー Beko。初耳。日本ゼネラル・アプライアンス株式会社というところが正規輸入店の模様。修理サービスも対応しているらしい。

  • 乾燥容量: 8 kg

  • 消費電力: 800 w

  • 本体価格: ¥308,000

50 Hz なので東日本限定に注意。価格.com を見ると日本テレビショッピングが ¥220,000 で取り扱っている。(*3)

Electrolux Professional Line 6000 TD6-7

アメリカの家電メーカー Electrolux の業務用乾燥機。

Line 6000 の中にいくつか製品があり、ヒートポンプ式で小さめのは TD6-7 with heat pump となる。

  • 乾燥容量: 7.5 kg

  • 最大乾燥時消費電力: 1.28 kWh

  • 値段: 不明

業務用ということもあり、値段等は要問合せ。

輸入家電系

“heat pump tumble dryer” 等で探すと海外の家電メーカーのほとんどはヒートポンプ式の乾燥を作っている模様。Bosch, ASKO, LG, Samsung, Bloomberg … etc 逆に多すぎてどれがいいかわからないレベル。Energy Star Certified から選ぶ感じだろうか。

Bosch とか ASKO とか良さそう。輸入して設置してくれる業者がみつかれば、ありかもしれない。

コスト的には Samsung, LG が安そうなので、日本でも販売してくれるといいんだけど。

国産メーカー系

残念ながら全滅である。調べた限り国産メーカーはヒーター式の乾燥機しか製造してない。洗濯乾燥機ではヒートポンプ式が主流だか、乾燥機となるとヒーター式しかない。乾燥機の開発は止めてしまったのだろか。どれもデザインが古い。ガラパコスか。
乾燥効率を考えると電気・ヒーター式は避けたいので、全て候補から外れる。

まとめ

オール電化を前提とすると、電気・ヒートポンプ式の乾燥機が欲しい。だが日本では選択肢がとても少なく、輸入家電となる。国産メーカー頑張ってください。お願いします。

参照

  1. Miele TCJ680WP Tumble Dryer, 9kg Load, A+++ Energy Rating, White
    https://www.johnlewis.com/miele-tcj680wp-tumble-dryer-9kg-load-a-energy-rating-white/p3781613

  2. 【乾太くん一強時代の終了?】ミーレの衣類乾燥機(T1)がおすすめ【オール電化でもOK】https://noppenhargen.com/mielet1vskanta/

  3. beko DH8444RX0 [50Hz専用(東日本)]
    https://s.kakaku.com/review/K0001182812/ReviewCD=1477942/

  4. Miele乾燥機と乾太くんどちらを選ぶ?気になる性能や使い心地を比較
    https://timberyard.net/cozylife/play/miele7/

  5. 【乾太くんのデメリット】設置するなら絶対にやってほしいこと
    https://youtu.be/BF9OMXSVONY

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