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ハラスメント

今日は読売テレビ・中京テレビ「クギズケ!」の放送日でした。

今回も、有難いお話、出演させていただいたのですが、その中でハラスメントについてのパートがありました。

今のご時世、テレビなどでも毒を含んだ発言などはなかなか難しくなっている。

大きく言えば、岡本夏生さんとふかわりょうさんの話もその範疇なのかもしれませんが、その場の〝ノリ〟というバットの芯の部分がどんどん小さくなっている。

言うてる間に、もう、バットを持つこと自体も、攻撃的であるという理由でダメになりかねない勢いです。

そんな話をマツコ・デラックスさんの発言をご紹介する形で、私が説明をさせてもらったのですが、そこから力強く持論を展開される上沼恵美子さん。

その流れを受けて、僕が一言申し上げました。

「ここ(番組)は、いわばリングですからね。みんな、リングに上がっているわけですから、ここでの打撃はプロレスの技としての打撃。控室でいきなりどついたら暴力ですが、同じチョップでも、そこの属性は違うはずなんですけどね」

放送を見たら、その部分がわざわざサイドスーパーも作っていただき、文字化されていました。

無論、いろいろな考えがある領域ですが、自分が本当に思っていることを発信する。

リスクも負うが、顔を出して、自分の口で発信する。

その有り難さを改めて痛感しました。

ラジオで浦川泰幸アナウンサーに急所攻撃をしたり、ロメロスペシャルで持ち上げたり、塩田えみさんに対する浦川さんの顔面ストレートをカットしたり、また逆にお二人から合体雪崩式ブレーンバスターで投げられたり。

そこに痛みもあるし、リアルもあるけれど、プロレスの技と傷害事件は違う。

中には、プロレスであろうがなんであろうが、テレビやラジオでそんなシーンを見ること自体がイヤ。時代遅れという考えもあると思います。

人に優しいことは、本当に大切なことです。細やかな気遣いも、心底、大事です。

ただ、そのことと、これは合致しているのか。

そんなシーンを見ること自体がイヤということが、本当に、本当に、世の中の主流になったならば、また何かが変わるのかもしれませんが、それはそれで、、、

「ステーキを食べる時に必要なものはナイフとフォーク。笑いを解する時に必要なものは知性と理性である」

そんなアリストテレスの言葉が頭をよぎります。

注文していた、なんやよう分からんメニューが来たので、ウソも織り交ぜながら、自論を締め括る46歳。

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