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「TKO」木下隆行さん

7月10日の午後6時過ぎから、先ほどまで「TKO」木下隆行さんの拙連載インタビューがYahoo!トップに掲出されていました。

ABCラジオ「ウラのウラまで浦川です」でも、少し先出し的にお話をさせてもらってもいましたが、昨晩アップされるや否や、ものすごい勢いで多くの方に読んでいただき、すさまじいアクセス数を今も記録し続けています。

昨年3月、後輩へのパワハラ騒動などがあり松竹芸能を退所。そこからバッシングや自身のYouTubeチャンネルに寄せられる低評価などについて、どのように感じているのか。

そんなお話を伺ったのですが、記事につけられたSNS上などのコメントを見てみると、これでもかと辛辣なものがほとんどで、改めて、木下さんの言葉を反芻するというか、風当たりのきつさを再認識することにもなりました。

いわずもがな、僕は木下さんの応援団でもなければ、所属事務所のマネージャーでもありません。あくまでも、一人の記者として取材し、木下さんの言葉を、プロとしてのプライドと技術を込めて原稿にし、皆さんに届けたにすぎません。

取材対象としての敬意。そして、いろいろな流れが重なってお話を聞いているというご縁は感じますが、それは最低限の礼節という範疇の者であり、エールとか後方支援ということではありません。

これだけ前置きを丁寧に綴った上で、何が言いたいかというと、木下さんに対するアンチ的なコメントがかなり目立つが、アンチなんてものは気にしなくていい。それを確認する機会にもなったなと強く感じました。

これは別に木下さんを守るために綴っているのではなく、自分の間隔として、そこを再確認しました。

アンチは何をやってもアンチ。アンチは何かを言いにかかるがニュートラルおよび少し応援くらいの人は特に何も書いたりしない。

そして、例えば、ライブをしたり、有料配信をしたり、何かしら活動をしようとした時に見に来てくれるのは結局は応援してくれている人。要は、アンチにやいやい言われようが、ケタクソ悪いだけで、実害はない。だったら、そこの意味というのは非常に希薄である。自分さえそこをスルーすれば。そんな思いを木下さんの原稿を書いてしがんでもいました。

この3日で木下さんを含め、Yahoo!連載4本、朝日新聞1本、読売テレビ1本を世に出しました。

いろいろ力の要る原稿を次々と書いているなとこれも改めて痛感しました。

ただ、この前、読んだ秋元康さんのインタビューではここ数十年締め切りのない日は一日もないと秋元さんがおっしゃっていました。

ちょっと一息つこうか。そんなことを僕などがやっている場合ではない。比べる対象が凄まじすぎますが、それでも、何かを発信する仕事を選んだ以上、そうやり続けている人がいることを無視はできない。

厳密に言うと、無視することはできる。でも、無視をすればするほど、何かのパーツが自分から抜け落ちていっているのだとも思います。

とはいえ、一息つく46歳。

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