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伝わらない。

もうすぐお盆である。(ここでは8月盆)
我が家は年に3回、400キロ離れた故郷に帰省している。
今年も恒例行事として帰省する予定。だが、最近は家族みんなで帰省する事がなくなった。(しょぼん)

私は旅行や帰省が好きだ。私の育った環境は一般家庭とは少し違ってなかなか大きな旅行はできなかった、母方のお墓参りが唯一の長旅で私は、(遠いな~、まだかな~)とわくわくしながら車の外を見つめていた。(といっても片道2時半の距離。)だから今は家族でわいわい(大きな小童達のケンカも半端ないけど)しながらどこかへ行って何かして、思い出をつくる事。それが私には幸せだったりする
(最近の旅行は小童ボスと二人が多い)

現在、大きな小童達もすくすく(ぐちぐち言いながら)育ってきて、今は自分達の生活の流れがある。(特に1号2号。ちなみに独身。これはけして悪い事ではないし、人に迷惑かけないなら自由である)

ただ、最近の大型連休の帰省に関して大きな小童達が納得できない理由で小童ボスの故郷へ帰省を拒否するようになった。(しょぼん)
理由は、小童3号が「帰省して、俺に利益はあるのか?良いことがあるのか?」。
という事だった。
確かに、彼らは高速使っても片道5時間以上車の中。着いて、墓参りをして小童ボスの実家で数時間まったりして(基本ゲーム機片手にゴロゴロし、美味しいご飯頂く。)ホテルにとまり次の日にはまた5時間以上かけて帰る。(車の中もゲーム、だからほぼゲームしている。)もちろん、ゲームばかりではなく「私も楽しい時間を」と思って野球観戦やアクティブティーなど楽しい予定を用意している。
しかし、彼らは超がつく「インドア派」なのだ。ゲームメインだからわざわざ出かける意味がないらしい。(ちなみに、小童ボスは基本はインドア派家でゴロゴロしたい派、それをさせないアウトドア派な嫁)
結果、大きな小童達は「渋々私に付き合っていた」らしい。(なんやねん。1人くらい、アウトドア派の子がいてもええんとちゃう?。)

話しをもどすと、小童達に言わせてみれば「帰省に利益があればいい」と。
私や小童ボスからしてみれば、いつも健康に安心して暮らせているのはご先祖様が見守ってくださっているからで、帰省やお墓参りはその感謝を伝えるためだと小さい頃から教わってきた。だから、言い方がおかしいかもしれないが毎日利益をいただいている。小童達もお寺の幼稚園に通っていたし、毎回感謝について伝えてきたつもりだが…なかなか難しい。きっと、これから生きて行くなかで彼らは悟るのだろう。(けしてお寺だからとかではなく、たまたま通っていたので)

時代と言ったら怒られそうだけど、利益を優先、追及する傾向にある世の中になったのかな~と。
さて我が家のお盆はどうなるのか。
小童達とのバトル……いや片思いはつづく。



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