見出し画像

DAIGO SAUNA を起点にしたワーケーションモニターツアー

茨城県の【令和5年度新たな旅のスタイル創出事業】で大子町のモニターツアーの受入れを行いました!DAIGO SAUNAで宿泊の受入れとホスト役として都内の大手企業の社員3名様をお迎えして大子町を2泊3日でご案内しました。
最高すぎる3日間、その記録を綴っていきたいと思います◎


〈1日目〉

袋田の滝

まずは大子町の最初の観光スポット袋田の滝へ。駐車場は観光客や登山客の車が多くて満車状態。町営第2駐車場という観瀑台の入り口から少し離れたところへ車を駐めました。都内(埼玉)から自家用車で乗り合いでお越しいただきました。3時間程度のドライブだったとのこと。
今年は秋に入っても気温が高く紅葉シーズンがずれ込みましたが、さすがに12月上旬は葉っぱも散り冬の様相。しばらく天気が良かったこともありこの日の水量は少なめ。もうまもなくすると滝が凍る氷爆のシーズンに入っていきます。
袋田の滝の景色は季節ごとに違った魅力があり夜はライトアップをしていたり、シーズンや時間帯によって全く異なった姿を見せてくれます。 

この日は水量が少なめで比較的落ち着いた観瀑台でした
(左上)新緑の5月頃      (右上)紅葉10月下旬〜11月上旬
(左下)大子来人でライトアップ  (右下)氷瀑と雪化粧 2月頃

食事処 鄙の庭きん彩(ランチ)

その後は町の中心部から少し離れたところにある移動し 食事処 鄙の庭きん彩 でランチを堪能していただきました。そこでは 奥久慈しゃもの親子丼 をご注文。身がしっかりしていて歯ごたえ十分の食感に感激していただいた様子。弾力のある食感が特徴で生育期間が長いため、他の鶏肉よりも高価でなかなか手を出すのを躊躇ってしまうような高級鶏肉ですが、その食べごたえを求めてわざわざ都内から奥久慈しゃもを食べに来られる観光客も多いです。

ふわふわの卵と弾力ある奥久慈しゃもの親子丼の定食セット

月待の滝 〜 もみじ苑

ランチ後は10分程車で北上。大子の滝と言ったら本当はこっち!知るひとぞ知る 月待の滝 へ。滝の裏側にも入れる全国的にも珍しい観光スポットで、滝のお隣 もみじ苑 の店主の大関さんに過去から今に至るまでの歴史や物語を熱く語っていただきました。
そしてこれからツアーを組もうと思っている 滝行 についても雑談ベースではありますが打合せができたので、今後の大子町のリトリートツアーに盛り込んでいきます。

滝の入り口には手打ち蕎麦やコーヒーが楽しめる もみじ苑
もみじも散り冬へ突入する月待の滝
店主の大関さんに丁寧にご案内をしていただきました

コーヒーと家具のお店 hajimari(カフェタイム)

宿への道中に古民家を改装した コーヒーと家具のお店 hajimari へ立ち寄りました。平屋の古民家を改装(DIY)した地域おこし協力隊を卒業した2人がOPENさせた大子町人気のスポット!ブレンドコーヒーとスイーツをいただきました。
オシャレな家具とコーヒーの香りが漂う店内。コーヒー豆を挽いてもらうこともできます!

  

コーヒーとスイーツを頬張りながら会話も弾んで、楽しいひとときを過ごせたようでした。

咲くカフェ(ディナー)

森の中にあるここだけ 青山 感のある咲くカフェのエントランス

そして一度 DAIGO SAUNA へチェックイン。各お部屋をご案内したあと少し寛ぎ夕食タイムへ!DAIGO SAUNAから徒歩3分のお隣 咲くカフェ へ 。ここは我が家も良く利用させてもらっている素晴らしい雰囲気の森の中のカフェ。食事の盛り付けもセンス良く美味しいのにリーズナブルな価格に驚愕します…。すぐ近くにこのような飲食店があるということは本当にラッキーでした!

ビールで乾杯!その後地元の食材を使った料理を楽しまれていました。

DAIGO SAUNA

3日間のお宿 DAIGO SAUNA

ディナー後 DAIGO SAUNA で寛いでいただきました。この2泊3日はこちらに宿泊です。大子町のクラフトビール やみぞ森林(もりの)ビール やお隣常陸太田市の 武龍ワイナリー の ワイン 。その他にも シードル や 奥久慈茶 や 和菓子 など地域ならでは食材でおもてなしをさせていただきました。

大子町やお隣常陸太田市など地元のお酒や食材でおもてなし

大子町のりんごを使って牛久市にある ” 麦と葡萄 ” で醸造したシードル(りんご酵母を使用)。

締めの乾杯をしていただき初日を無事に終了。この日の最低気温は-3℃。大子町は夏は暑いが冬はとにかく寒い。ですが、昨年に比べると冷え込みはさほどでもなく3日間を通して暖かくて過ごしやすい天気に恵まれました。

図々しくもご用意したお酒を開けさせていただき一緒に乾杯しました

〈2日目〉

まちやど 「Motomachi」(モーニングデリバリー)

朝食は近くの まちやど「Motomachi」で用意しました。期間中は自分がこの宿に待機をしていたので、モーニングプレートと大子町のお米を炊いたお茶碗を持ってデリバリー。9種類のおかずとご飯で朝食を堪能していただきました。

若い移住者のシェフがこの日のためにモーニングプレートを用意してくれました

おそらく過疎地の観光地やゲストハウスではモーニング需要はものすごく多いはずで、それに対応できる宿泊施設や飲食店が少ないはず。今後大子町内もモーニングの需要を満たすことができるとものすごく満足度が上がりそう。そして、このモニターツアーをきっかけに まちやど「Motomachi」 とのモーニングアライアンスが完成したので、今後は連携をうまくとって満足度が高い旅をご案内できればと思います。

元々歯医者さんだった建物をゲストハウスとしてリノベーションした
まちやど「Motomachi」

ワーク

この日は月曜日。早朝から12時頃まで業務を行っていました。各自デスクやテーブルでワーク。プロジェクタやモニタースクリーンも使っていただき資料の打合せなど活用していただきました。
そして午後休を取得して昼過ぎからまったりランチBBQをしました。

真剣な表情でPCに向かって業務を行っている様子

BBQ(ランチ) 〜 まち歩き

町内の精肉屋さんやスーパーで食材を調達。地元のブランド牛 常陸牛 や採れたての地元の野菜、こちらもブランド鶏の 奥久慈しゃも の焼き鳥、流通公社の大先輩からいただいた近くの久慈川で釣った 鮎 をおすそ分けいただき火鉢に炭で火を入れてを鮎の塩焼きを振る舞いました。

天気が良かったので外にテーブルを置いてBBQしながらランチをしました
初めて串打ちして塩焼きに挑戦 焼き加減もバッチリでした

その後は、まち歩きでレトロな商店街までは徒歩8分程度。漆の漆器が展示してある 器而庵 を見学しながら抹茶をいただいたり、これから盛り上がっていく(はずの)大子町の中心市街地を散策していただきました。

商店街の奥にある漆の作品がならぶ器而庵へ
抹茶とお茶菓子をいただきました
2日目も順調なワーケーション お茶を飲んで一休み

サウナ 〜 奥久慈しゃも鍋(ディナー)

日が暮れる夕方17時に合わせて DAIGO SAUNA へ戻りサウナタイムへ。既に薄暗くなりつつある大子町の空と、日中の暖かさから一気に冷え込むのはやはり盆地らしい気候です。
石蔵をリノベーションしたサウナでととのっていただきました。サウナ室は70〜75℃、ほうじ茶のロウリュウが香ばしさに感激していただいたご様子。星空を眺めながらの外気浴も最高でした。

サウナの直前にも仕事をする熱心な姿が印象的でした
熱々のサウナ室でしっかり汗をかいています
夜まで天気が良くて星空を眺めながらの外気浴

4〜5回転サウナを終えて、その後は奥久慈しゃもの鍋を手料理。お肉は地元の奥久慈しゃもを扱っている飲食店から直々に準備。お酒を片手に手際よく調理も進み、あっという間に美味しそうなしゃも鍋が完成しました。しいたけや白菜、ネギなども地元大子町産のものを使用しております。

調理をしたりお酒を飲んで本当に楽しい時間でした
こちらもお肉の弾力は抜群
夜は薪ストーブを囲んで話も弾んだようです

〈3日目〉

まちやど 「Motomachi」(モーニングデリバリー)

この日も前日と同様にモーニングプレートをご用意。大慌てでデリバリーしたので写真撮るのを失念しました!(お詫び)
前日とは全く違うメニューを用意してもらって本当にシェフに感謝です。

ワーク

この日も早朝から既に業務を行っていたみなさま。お昼前には業務を終えてBBQの片付けなども手伝っていただきました。
その後は予約をしている商店街のdaigo cafeへ歩いて移動しました。

daigo cafe

大子町のオシャレなシンボル daigo cafe

レトロな商店街にある元々リノベーションした daigo cafe は、地域の食材を独自にメニュー開発をして大子町らしいお食事が楽しめます。築100年を超える古民家で元々は呉服店だったDAIGO SAUNAからは徒歩10分程の場所にあります。雑貨やお土産品の販売もあり、大子町の魅力がたくさん詰まった人気のカフェです。

リノベーションした内装の空間が素晴らしい

それぞれ皆さん違ったメニューを注文して大子の食のバリエーションを楽しんでいただきました。

藤田観光りんご園

ランチ後は車で10分ほど移動して、藤田観光りんご園でアップルパイ作りとりんご狩りを体験。12月上旬でもまだりんごは残っており、ちょっとだけりんご狩りもできました。

まだまだできるりんご狩り(この日は12月上旬)
赤をモチーフにしたインテリアや内装が素敵なりんご園です

絵本のようなりんご園 を目指している藤田観光りんご園さん。世界観が本当に素晴らしくりんごの赤をモチーフにしたアップルパイの箱や店内の内装など、ワクワクするりんご園です。
そして今回アテンドしてみて、このアップルパイづくりが本当に楽しそうでカメラで写真を撮りながら羨ましく見学をしていました(笑)

パイを焼くいい匂いが漂う厨房でアップルパイづくり

アップルパイ作り体験は事前予約制になっているようです。メインの建物の奥には築130年程の立派すぎる古民家が!こちらも本当にすごい。そしてその奥に進むとアップルパイを作る加工場へ。
りんごのコンポートやはちみつ、シナモンなどの具材を包んで焼き上げる。スタッフの方が付きっきりで手とり足取り丁寧に教えてくれるので、完成度もバッチリでした。

先生の教え方が分かりやすいので上手にパイができます

そしてそのままアップルパイを焼き上げるのですが、焼き上がるまでの待ち時間は2Fのカフェスペースでアップルティーとアップルパイをいただきました。

オシャレなカフェスペース
アップルティーとアップルパイをいただきました

今回初めてアップルパイづくり体験をご案内しましたが、正直自分もやってみたくなるくらい楽しそうでした。自分も一緒に体験してみれば良かったと後悔…。あまりこのような体験ができるりんご園は他にないので、すごくいい思い出になるのと、りんごのシーズンじゃなくてもこのように体験を提供できるというのはものすごく可能性を感じました。

森林の温泉(もりのいでゆ)

そして3日間のワーケーションモニターツアーの締めくくりは町内の温泉施設へ。森林の温泉(もりのいでゆ)はこの時期りんご湯などや露天風呂、意外と熱々で人気のサウナなど大子町らしい温泉施設になっています。
我が家も時々家族で入りにいきますが、夕方以降は500円という金額。経営支店で考えるとそれで良いのかと疑問だったりしますが、町内の観光資源のひとつでもありひとっ風呂浴びて帰路につくという最終日のラストには持って来いの温泉施設です。無事に3日間を終えることができました。

山や森囲まれたまさに 森林の温泉(もりのいでゆ)

帰路につく際に手土産もいただき本当に素敵な3名様で、プライベートでもぜひご一緒したいと思うような方々でございました。
ご協力いただいたみなさま本当にありがとうございました‼

こんな感じで3日間をご案内した訳ですが、どこもかしこも本当に大満足していただいたような手応えがあったので、改めて大子町のポテンシャルの高さを実感することができました。アテンドしたこちらも充実感に溢れて、このような体験を提供することがまた楽しみになりました。
今後もさらにコンテンツを拡大したり組み合わせて、様々な体験を提供できるよう頑張っていきたいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?