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【保存版】ビヨンドさんの特別講義! ビジネス戦闘力を高める「論点思考」の秘訣

こんにちは、AIM-早起きAI塾に参加している愛甲です。
ゲスト講師、ビヨンドさんの講義内容をシェアしたいと思います。

ビヨンドさんは、新日鉄、ボストンコンサルティングを経て独立したコンサルタント。その講義は、ビジネスパーソンに必要な「論点思考」について、非常に示唆に富むものでした。

■ビジネス戦闘力の3要素 ビヨンドさんによれば、
ビジネス戦闘力は以下の3要素の積で決まるのだとか。

  • 頭の良さ(IQ、情報処理能力など)

  • 頭の使い方(何をどんな順番で考えるか)

  • 働き方(上司へのフィードバックタイミング、AIツールの使い方など)

東大生など一流大学出身者は1の頭の良さで他を圧倒していますが、2と3は鍛えれば伸びしろがあります。特に、AIの発達によって3の働き方は大きく変わりつつあるので、注目ですね。

■知的成果物を生み出す5ステップ レポートや企画書など、知的な成果物を作る際は、以下の5ステップを踏むと良いそうです。

  1. 論点設定

  2. 論点をサブ論点に分解

  3. サブ論点を証明するタスクの設計とスケジューリング

  4. タスクの実行

  5. アウトプット(資料作成など)

ポイントは1の論点設定。ここを外すと、
後の作業が無駄になってしまいます。

では、論点とは何でしょうか? ビヨンドさんは次のように定義していました。

論点とは、クライアントの顕在的・潜在的な悩みの中で、経営や人生に対する影響度が大きく、優先的に解決すべきものを疑問文にしたもの

相手の本質的な悩みを掴み、それを端的に問いの形で表現する。これが論点設定のコツのようです。

■3つのサブ論点分解パターン 論点が定まったら、次はそれをサブ論点に分解します。代表的なパターンは3つ。

  1. 現状分析→課題特定→打ち手立案 (例:A社の売上を伸ばすには?   →A社の現状把握→売上が伸びない原因特定→売上アップの施策立案)

  2. オプション列挙→評価基準設定→評価・選択 (例:M&Aする会社をどう選ぶ?   →候補企業リストアップ→選定基準設定→各社を評価し1社選択)

  3. ターゲット特定→ターゲットの負特定→負を解消する製品・サービス立案 (例:筋トレ好き女性向けの新規事業は?   →筋トレ好き女性の実像把握→彼女らの不満点洗い出し→不満解消の事業立案)

実際のプロジェクトでは、これらのパターンを組み合わせることも多いとのこと。ケースに応じて論点の切り口を変えられるようになりたいですね。

■新規事業立案のコツ 新規事業のアイデア出しで陥りがちなのが、ゼロベースで顧客の不満点を洗い出し、そこから発想するアプローチ。

しかし、それだと選択肢が広がりすぎてしまいます。不満はたくさん出るけれど、それを解消するサービスで本当に儲かるのかどうかは別問題ですからね。

ビヨンドさん曰く、むしろデジタルを活用した成功事例を参考に、選択肢を絞り込んでいく方が現実的なのだとか。確かに、一定の成功確率は担保されていた方が、プロジェクトも回しやすそうです。

■まとめ 講義を聴いて、論点思考のフレームワークを身につけることの重要性を実感しました。

AIの発達によって、資料作成などの作業レベルの仕事はどんどん代替されていきます。生き残るためには、クライアントの悩みを引き出し、解決策を立案する論点思考力と、それをアウトプットする高度なコミュニケーション力が不可欠。

同時に、ChatGPTなどのAIツールの使いこなしも課題になってきそうです。

論点思考のコツを学びつつ、新しいツールも積極的に活用する。これからのビジネスパーソンに必要なマインドセットなのかもしれません。

以上、ビヨンドさんの講義レポートでした! 最後まで読んでいただき、ありがとうございました。それでは!

参考

主催

JUN(AIM-早起きAI塾-)

講師

ビヨンド

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