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高校〜今までに取得した資格の感想② 【ビルメン4点セット】

山ほどある資格試験ですが組み合わせによっては「ビルメン4点セット」と言われている資格のセットが存在します。
ビルメン=ビルメンテナンスの略
4点セット=乙種4類危険物取扱者・2級ボイラー技士・第2種電気工事士・第3種冷凍機械責任者(消防設備士有ればなお良い)
この4点セットがあればビルメンテナンス業で仕事に就く際に優遇されやすいようです。ただ私も面接に行った事がありましたが「年が若すぎるから勿体無いよ」という理由で落とされた事がありました。なので本当に有効かは不明ですが世間一般では有効とされています。ちなみに面接の際に「電験3種は持っていないですか?」と聞かれたので、ビルメン4点セットに加えて電験3種があれば、かなりの武器になるなとは思いました。多分電験3種を持っていれば採用された気がします。というか電験3種を持っていればビルメンよりも給与の高い職に就けそうですが…

ちなみに私は小学生くらいから機械ものが好きだったので、
高校は迷う事なく工業系の「電子機械科」に入りいました。
他のクラスは「電気・電子科」・「情報処理科」・「事務情報科」と4クラスがありました。
今思えばですが「電気・電子科」に入っていれば良かったと思っております。
電気技術の方が社会では実用的と感じます。
とまぁ後悔しても仕方がないので…
当時高校1年生の私はまず手初めに「危険物取扱者」の資格取得を目指して勉強を開始しました。ちなみに丙種危険物取扱者という1番簡単な種類の受験です。
小中学生時代は勉強はほとんどせずに遊んでばかりでしたが高校になって初めて資格を取得して免許証のような免状を手にした事が、当時の私にとっては非常に達成感が湧いてきて、頑張って色々な資格を取ってみようと思うようになりました。
その後ステップアップで乙種4類に合格してからは、今度は免状の隙間を埋めたいという気持ちが湧いてきて乙種1〜3、5、6類まで高校時代に取得しました。
取得証拠画像↓

危険物取扱者免状


甲種以外の乙種全類の危険物取扱者資格を取得したのは当時の学校では珍しかったようで、某新聞に掲載された事がちょっとした思い出です。
そしてそれは自信にも繋がって行きました。
高校時代の3年間は学校の勉強はそこそこに主に資格取得に力を全振りしていました。部活は帰宅部で、帰宅してから資格の勉強をするという毎日を送り、学校の休憩時間も資格取得の問題集を解いていた記憶があります。帰宅のバスの時間も隙間時間で問題を解いていました。
当時は知らない知識が入ってくる事が非常に楽しかったのを覚えています。
私の通っていた電子機械科では最終的には2級ボイラー技士と危険物取扱者を取得しておけばOKというような空気感がありました。
そして隣の電気科は第2種電気工事士に合格するのが目標のようで、情報処理科は今で言うところの基本情報技術者に受かる事が目標。事務情報科は女子の世界でよくわかりませんでしたw。女子の世界を生き残れば勝ちだったような気がしますが、マジレスすると簿記2級あたりが目標だったのかもしれません。
もし私が事務情報科に入ったとすれば簿記1級を目指して税理士の受験資格を得るところまでは行きたいです。(ちなみに簿記3級は高1で取得済)
そんな中で、自分は機械科ではありましたが、もし電気科の目指している資格の電気工事士に受かれば機械科と電気科を卒業した価値があるのではないかと思い掛け持ちで受験勉強をすることにしました。高校2年の時です。
結果的には電気科が試験会場に行く時に私も機械科から1人だけ参戦して受験をすることにしました。電気科の奴等には「無駄な努力なり」と教科書にボールペンで書かれたりと嫌がらせを受けながらも負けじと受験することに。
結果は約40名弱が受験して最初の筆記試験合格者が電気科1名(学年1位の人)と機械科1名(私)という電気科にとっては非常に不名誉な結果となりました。
どうやら「機械科のやつが受かって専門で今まで勉強してたおまいらが1人しか受からないのは何事だ」と電気科の担任に怒られていたっぽいです。
その後、実技試験もあるので筆記試験合格者4人で会場へ行くことに。
ちなみにこの湧いてきた2人というのは、社会科の担任で実は生徒と一緒に受験していて筆記試験に合格。もう1人は上級生で昨年実技試験に落ちて、今年筆記試験免除で2度目の挑戦という先輩を含めた4人で受験会場に。
結果は担任以外の3人が無事に合格しましたw
試験終了後、少なめの髪の毛を振り乱した担任の配線図を見せてもらうと、図面の引き方が間違っていて、「先生、その結線だとショートしますよ」と指摘。
見事担任だけ不合格でした。
後日談で翌年担任が再受験しましたが、「この部分も出るかもしれませんよ?」と指摘していたところ、「今まで出た事ないから大丈夫だww」と、たかを括っていたのか、指摘していた問題が出たようで撃沈。
再度不合格を食らって挫折していましたw
「だから言ったのにwww」と不合格の担任を煽っていたのはいい思い出です。
結局、電気工事士に合格できたことは非常に大きく後に「認定電気工事従事者」まで取得しておきました。
電気工事士は消防設備士試験でも受験資格に使えたり、免除科目という特典があったり、副業にも非常に役に立ったので電気工事士は取得して損のないおすすめ資格に挙げさせていただきます。
取得証拠画像↓

第2種電気工事士免状
認定電気工事従事者認定証


2級ボイラー技士は普通に自分のペースで勉強して高校3年の時には無事取得完了
ちなみに機械科で2級ボイラー技士に受かったのは2〜3人だったと記憶しています。勉強嫌いのクラスメイトばかりでした。
受験のコツがわかってない人が多いなという印象が強かったです。
取得証拠画像↓

2級ボイラー技士免許証

第3種冷凍機械責任者に関しては高校卒業後に受験したのですが、非常に簡単でした。ちなみにどこで受験したかも全く覚えていないほど印象が薄い資格です。
これは小学生でも受かりそうな国家資格でした。
取得証拠画像↓

第3種冷凍機械責任者免状


これでビルメン4点セットが無事に揃いました。
難易度的には実技試験がある分、電気工事士の資格が難しいくらいですが、独学でも十分取得可能です。
特に今では昔と違って出題される実技試験もきちんと出ているようですので、
さらに取得しやすくなっている事でしょう。
昔はどんな問題が出るか全く分かりませんでしたので今よりは大変だったと思います。
高校時代に電気工事士を取っているだけで学校祭などの出し物をする際には電気担当の責任者にさせられて自分のペースで仕事を進めながら好きな時に帰る事ができました。
電気部門では私の他にも数名が手伝いで入っていましたが、私は定時で帰るのを心掛けていたので段取りはしっかり行いスケジュール通り工期の計画を立てて自分のペースで仕事をして終わったら帰るというスタンスを貫きました。
他のクラスメイトも私が帰宅することに関しては快くお疲れーと言ってくれるのに対して、私以外の電気部門の人員に対しては、お前たちはこっちも手伝っていけよ!と言われているのを横目で見ながら、「じゃあ頑張ってねー」と、さっさと帰る事ができて、有資格者最高!と思っていました。
当時が人生で1番楽しかった学生時代のピークだったように思います。
学生時代に国家資格を取得するとメリットが非常に多いのは明らかです。
是非ゲームをする時間を少し減らしたり、朝1時間早く起きて資格の勉強などを続けてみれば人生がより面白く変わる事請け合いです。
昔のことを思い出しながら結構楽しく記事を書いてしまいました。
長くなったので今日はこの辺で。
まだ取得した資格があるので次回はその資格についても書いてみようかと思います。

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