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【UFC Vegas89】女子下剋上【走り書きシリーズ】『Ribas vs. Namajunas』事後記事のみ


記事概要

そう、忙しくて記事なんて書いてられなかったけど試合はチェックしていたし書き殴っていたよ!ということでフォーマットに逆らってメモがてら投稿していく走り書きシリーズです。お手柔らかに!

見応えのあった試合

(フライ級:)ジャルノ・エレンス vs スティーブン・ニューイェン

UFCデビューvs UFC勝ちなしのマッチアップ。ニューイェンはコンテンダーシリーズでフィニッシュ勝利しておりオッズでもフェイバリットでしたが内容はエレンスに軍配が上がって文句なしのフルラウンドの激闘となりました。
エレンスは右のフック、アッパーを武器にしてジャブが得意なニューイェンが中に入ってくれば右のストレートで迎撃。1Rにはアッパー、フックをヒットさせてニューイェンの口から出血。
ニューイェンも気持ちが強く前に出てプレッシャーをかけジャブを当ててエレンスを出血させますが及ばず。
スリップして不本意なボトムポジションになってヒヤっとする場面もありましたが、エレンスが自分の距離をキープして試合を支配。
UFC初勝利を掴みました。


(フェザー級:)ヒカルド・ハモス vs ジュリアン・エローサ

嫌な連敗中のエローサに対して前戦シャルル・ジョーデインの再三ギロチンを仕掛けられて仕留められたヒカルド・ハモス。
右のオーバーハンドでハモスがダウンを奪うとリフトして叩きつけ追い打ちをかけます。
再びスタンドに戻るとハモスがタックル!
これにギロチンを合わせたエローサ。前回に続いてまたギロチンで葬られるかと見ていたらハモスがタップアウト!!!
見事なカムバックでエローサが極めました!!

(バンタム級:)キャメロン・サーイマン🇿🇦 vs ペイトン・タルボット🇺🇸

終始タルボットペースの試合。サウスポーベースのサーイマンに対しオーソのタルボット。
右の上手さ目立つタルボットですが相手に近い左がいい起点となってコンビネーションを当てると、左のカウンターも見せます。
打撃の特徴としてはステップを踏まずにプレッシャーをかけてノーモーションの右、相手が出てくれば左のカウンターで迎撃。ミドル、ハイと蹴りもOK。
あとこれはプランにあったんだと思いますが打撃を嫌がってタックルに来たサーイマンを膝で迎撃。
同じくコンテンダーシリーズ出身のサーイマンを見事に退けました。こいつは強い。
フィニッシュの起点となった左のカウンターも冷静で的確。次が楽しみです。

(フェザー級:)ビリー・クアランティーロ🇺🇸 vs ユーセフ・ザラル🇲🇦

柔術家ガブリエル・ミランダの代役としてUFCカムバックとなったユーセフ・ザラルとベテラン、クアランティーロのフェザー級マッチ。
ザラルは代打出場でありながらジャブ、蹴り技で距離をキープしながら仕掛けの起点となった前手を出しての大外刈りでのテイクダウンを成功させるとバックポジションを奪ってバックチョークを極めました。
UFCに帰ってきた選手が代打出場での勝利!素晴らしい復帰戦となりました。

(フェザー級:)フェルナンド・パディーヤ🇲🇽 vs ルイス・パフエロ🇵🇪

長身パディーヤとDWCS2023組のパフエロ。
パディーヤはリーチ差16センチとなったその長身を生かすべく前蹴り、ジャブで牽制、テンカオも使ってたような気がするんですが中に入るのは困難な距離の取り方で試合を進めます。
相手の右ストレートのカウンターで左を合わせますが危うくヒットしかけてヒヤッとしたところもう一度カウンターの左。さらに左右と畳み掛けてダウンした相手にパウンド!
なんとか凌いで立ち上がるパフエロでしたが下がった頭にスタンディングでダースチョークをセットしたパディーヤがそのまま極めて試合終了!
前戦の負けを払拭する試合運びで勝利したパディーヤ。次に期待。

(フェザー級:)エドメン・シャバージアン🇺🇸 vs AJ・ドブソン

ここ数年ずっと背水の陣のようなシャバージアン。
ドブソンがクイックなパンチで主導権を握ろうと打ってきますがカウンターの右がまずシャバージアンにヒット!!
明らかにダメージを負ったが組んで足を掛けテイクダウンでなんとか凌ぎますがチョークを狙ってトップポジションを明け渡します。
ケージを使ってスタンドに戻るとラウンド終了間際、今度は相手の前手に合わせてパンチを交錯させるとシャバージアンの左フックがドブソンにヒット!!逆転のパウンドアウトで勝利を掴みました。
なんとか生き残ったシャバージアン。ランカー復帰への道はまだこれから。