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私の書斎(読書記録)

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読書を全くしてこなかった私が、ある本に出会ったことで読書の素晴らしさに気がつき、今では新しい本を読みたくてワクワクしています。 そんな私の読書記録になります。
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2023年10月の記事一覧

「ビブリア古書堂の事件手帖5」(三上延)

あらすじ 古書店を営む栞子にやっとの想いで告白した大輔。しかし、栞子の答えがなかなか聞け…

「クスノキの番人」(東野圭吾)

あらすじ 犯罪を犯してしまった玲斗のもとに弁護士が現れた。依頼人に従うなら釈放できるよう…

「生きるぼくら」(原田マハ)

あらすじ いじめが原因で、4年間引きこもっている人生。母子家庭の人生は、母とはしばらく口を…

「図書館戦争」(有川浩)

あらすじ 図書館が強制的な検閲に晒される世界。 検閲に対抗するために図書館は武装組織「図書…

「植物図鑑」(有川浩)

あらすじ 仕事帰りのアパートの前で、行き倒れの男性を拾った、さやか。 彼は、驚くほど料理が…

「塩の街」(有川浩)

あらすじ 突然飛来した大きな塩の結晶。それにより、人々が塩になってしまう塩害が起こり、世…

「灯台からの響き」(宮本輝)

あらすじ 中華そば屋を営む康平は、妻を病気で亡くしてからは、店をたたみ引きこもりのような生活を送っていた。 ある時、偶然、30年前の妻宛の葉書を見つける。その葉書に隠された妻の過去を見つけるため、初めての一人旅に出る。 感想 主人公目線で淡々と物語が進みますが、読みやすかったです。 人生を見つめ直す物語でした。 行ったことのある灯台が出てきたので、その時の光景を思い浮かべながら読みました。 旅ものを読むと旅に出たくなります。 よかったら私の書斎をご覧ください。(ブクログへ

「ぎょらん」(町田そのこ)

あらすじ 人が死ぬ時に残す赤い珠「ぎょらん」。噛み潰すと死者の最後の願いが分かるという。 …

「カラスの親指」(道尾秀介)

あらすじ 事情があり詐欺師として生きているタケとテツ。 二人の元に転がり込んできた3人と共…

「スイート・ホーム」(原田マハ)

あらすじ 地元に愛される洋菓子店「スイート・ホーム」。 「スイート・ホーム」を中心に、様々…

「てらこや青義堂」(今村翔吾)

あらすじ 江戸時代、寺子屋を営む十蔵は、かつて凄腕と言われた忍びだった。 寺子屋の子供たち…

「わたしの美しい庭」(凪良ゆう)

あらすじ 小学生の百音は、幼い頃に両親を亡くし、今は血のつながりのない男性と幸せに暮らし…

「珈琲店タラーレンの事件簿」(岡崎琢磨)

あらすじ 京都にある喫茶店「タラーレン」。 そこには、美味しいコーヒーを淹れるバリスタがい…

「ゴールデンスランバー」(伊坂幸太郎)

あらすじ パレード中に首相が暗殺された。その近くで、同じ時刻に同級生に呼び出された青柳。 「お前は、陥れられている。」そう告げられ、警察に追われることになった。身に覚えがない犯罪の容疑者として。 感想 手に汗握りました。 身に覚えがないのに、追い詰められる主人公。 どれほど困惑し、憤り、諦めたことか。 そう思うと、苦しくて、早く結末が知りたくて、一気読みしました。 張り巡らされた伏線が見事に回収されていく終盤は、面白かったです。 よかったら私の書斎をご覧ください。(ブクロ