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パーソナルスタイリスト、今から参入するならどこで情報発信を始めるべき?

「パーソナルスタイリストを仕事にしたい。集客のために情報発信を始めよう」

と思った時に、情報発信ツールの選択肢が多くてどのツールを使ったらいいんだろう、、、と迷う人は少なくないと思います。

そしてすでに起業している人に聞くと、アメブロで集客できてる人はアメブロがいいよ!というし、独自ブログで集客できてる人はWordpressがいいよ!というし、インスタで集客できてる人はインスタがいいよ!と、色んなアドバイスが返ってくるはずです。

周りの人がどんなツールを使ってどういう風に集客しているかを知ることは参考にはなります。でも、誰かのアドバイスをそのまま鵜呑みにすると失敗する確率が高い...です。

最適な情報発信ツールはターゲットによっても発信者の得意不得意によっても変わるので。

情報発信の主なツール

パーソナルスタイリストのWeb集客といえば昔はアメブロか独自ブログかのほぼ2択だった気がしますが、新しいSNSの台頭などがあり今は選択肢が増えました。

ざっと思い浮かぶだけでも

無料ブログ(アメブロ他)
独自ブログorHP(ワードプレス他)
note
インスタ
Twitter
YouTube
TikTok
Voicy

いやー、色々ありますね。

選ぶ基準は「ターゲットになる人が多いツール」を選ぶこと

ツールを選ぶ際の判断基準の土台となるのは

「人が集まるところに旗を立てる」

これは商売の基本です。至極当たり前のことですよね。でも、この当たり前が出来てない人が意外と多いように感じます。

ここでいう「人」は誰でもいい訳ではなくて、商品を買ってくれそうな人=見込み客がたくさんいる場所です。

大人向けの商品を売りたいのに子供がたくさんいる場所で売っても売れるわけないですからね。

ツール選定のよくある失敗1「流行りにのる」

ツール選定においてよく見かける失敗のひとつが「流行りにのる」です。noteが流行ってるからnoteを書くとかはまさにそうですね。

noteはそれ自体に集客力があるというより、Twitterが入口になっているケースが多いです。

Twitterで既にフォロワーがいて送客できるとかPVのあるブログから送客できるとか集客の入口がある人は伸びやすいですが、note単体で集客を…と考えると、ハードルは高いと思います。集客できている人がいないとは言いませんが、質の高いコンテンツを継続して発信できないと目にとまりにくいです。

検索流入を狙うにしても、今はまだワードプレスなどで構築した独自ブログに軍配があがります。

それからnoteで発信している属性はクリエイターさんが多いので、note内での集客を考えるとターゲットに合っているかどうか…もよく考える必要がありそうです。

ブームに乗りたい気持ちは分からなくもないですが、情報発信ツールを選択する判断基準は「見込み客がたくさんいるかどうか」です。

ツール選定のよくある失敗2「ライバルが少なそうなツールを選ぶ」

「アメブロをやってる人が多いからYouTubeにしよう」
「インスタはもう同業者がいっぱいいるからTikTokにしよう」

こういう考えの人もよく見ます。というか相談を受けます 笑。

ライバルがいないところで勝負した方が勝算が高そう…という理由で選ぶケース。でもライバルが多い=見込み客がたくさんいる場所とも言えるんですよね。

パイの多いところで勝負をするのか
パイの少ないところで勝負をするのか

ということ。

例えばお客様になって欲しいのが30代の経営者だとして、ターゲットユーザーはtiktokを日常的に使ってるでしょうか。

また、新しいツールというのはまだ未開拓な部分が多いです。化ける可能性は秘めているものの、ノウハウがほとんどないので、試行錯誤をするしかない、結果が見えない、と言うことでもありますよね。

いわばハイリスクハイリターンの投資に手を出しているようなもの。

その選択も間違いではないですが、ノウハウが蓄積されているツールを選んだ方が短期間で結果を出しやすい側面もあります。

ライバル不在のツールを選んで情報発信をはじめたものの、思うような結果が得られずモチベーションが下がって早々に挫折する。
わたしの観測の範囲内ではこのパターン、よく見かけます。

「ライバルが多い」には、多い理由があるんですよね。そこにお客様候補が沢山いるからとか集客しやすいからとか。

ライバルの数に目を向けてしまうと判断を誤る可能性が高いです。

自分に合ったツールかどうか

ツールを選ぶ際には、情報発信のスタイルが自分に合うかどうかの確認も必要です。

文章を書くのが得意な人
話すのが得意な人
動画編集が得意な人
写真が得意な人

それぞれ向き不向き、得意不得意があるので、継続して発信していくには自分に合うツールを選ぶべきです。

軽い気持ちでYouTubeに手を出して、編集時間がかかりすぎて後悔...なんてことにならないように。

どれが向いているか分からない時は、1ヶ月集中して一つのツールを使ってみるといいと思います。それぞれひと月ずつ向き合えば、どれなら続けられそうか、相性がいいか見えてきますよ。

まとめ

最近ちょうど、どこで情報発信をはじめたらいいか悩んでいると相談を受けたので、情報発信ツールについて考察してみました。

ちなみに、集客するためには情報発信をはじめないと…というのも凝り固まった考えだったりします。

ホームページを作って広告で誘導するのもありですし、ストアカなど集客力のあるプラットフォームを使うのもひとつ。

また、ネットで集客するよりオフラインの集客の方が人によっては向いているかもしれせん。異業種交流会に出るとかチラシを配るとか、オフラインでの集客にも色々あります。

起業について相談すると、色んな人が色んな意見をくれます。

今だったら◎◎がいいんじゃない、とか
知り合いは◎◎で集客できてるよ、とか。

こういう意見を鵜呑みにすると、目的と手段が入れ替わってしまって間違った選択をしやすいです。

何度も繰り返しますが、ツール選定の基本は「人(見込み客れ)が集まるところに旗を立てること」

相談する前にまずは、お客様にしたい人が普段利用しているSNSを調べたり、どういう風に情報を集めているか、タッチポイントを探りましょう。

そうするとおのずと、どこに旗を立てればよいか見えてくるはずです。


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