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ウィズコロナ時代のメディア消費〜上質な情報を求めて〜

はじめに

非常事態宣言後、職場の理解とOffice365環境やWebExの充実、人事制度の努力もあって、在宅勤務(リモートワーク)を許可されています。おかげでフルリモートといかないまでも、出社を最小限にして、娘の保育園の休園を妻とうまくカバーしながらなんとか仕事を続けています。

当たり前のように思えるかもしれませんが、私が所属している業界ではかなり珍しいほうで、働く仲間の方々は出社していたり休業をうまく利用している方もいるので、本当ありがたいです。


ビフォーコロナの情報収集

さて、タイトルにも書いていますが、このウィズコロナ時代、メディア消費のあり方が自分自身変わったなぁと思っています。

ビフォーコロナでは、ブログやTwitterなどで積極的にアウトプットをするために、アウトプットから逆算してインプットする生活が2−3年続いていました。それはとても効率のよい情報収集術でした。
しかし、ウィズコロナに突入して、自分自身医療機関に勤めていることもあり、この時期のアウトプットは非常に難しい&特に発信したいことがないです。感染管理や公衆衛生の専門家の発信をシェアするがベストだと今は考えています。
そうすると、いままで培ってきたアウトプットを前提とするインプットがうまくいかず、インプットのレベルが下がっていると実感していました。

加えて、SNSを通じて入ってくる情報も、ビフォーコロナのときに入っていた情報と同レベルものが入らず、どうしてコロナに対する見解や政治批判、諸外国のここが素晴らしい、みたいなものばかりが目に付き、どうもしんどいなぁという状況が続いていました。


ウィズコロナの情報収集

そこで、ウィズコロナ時代の情報収集のあり方を考え直して再構築しました。再構築というのも言い過ぎですが。

1. ウォール・ストリート・ジャーナルの購読

1つ目は、上司の薦めもあって、ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)を購読しました。上司のおすすめの理由は、「海外から日本がどう見えているかを知るのが、客観的に現状を知るのに、とても役立つ」ということでした。
直接、WSJを購読するとあ1980円するのですが、NewsPicksプレミアム(月額1500円)を購読すると特典としてWSJが購読できます。

https://premium.newspicks.com/

300円の差ですが、今どき道に300円は落ちてないので、NewsPicksプレミアムを購読してWSJを読むようになりました。
人生で新聞を購読したことがなく、Yahoo! ニュースとTwitterで済ませてきたのですが(恥ずかしながら)、WSJのまとまった良質なニュースにとても驚いています。また、一日に更新されるニュースの数もそんなに多くないので、新聞慣れしてない私にはとても向いています。
あとは、アプリ版とWEB版、両方ともかなり使いやすいので、気になったら読むという行為がとてもしやすくかなり気にっています。
最近、SNS疲れしてきなぁという方には本当におすすめです。

2. Kindle Oasisの購入

ビフォーコロナもウィズコロナも、積ん読がかなりあるのですが、在宅勤務で家にいると移動時間がなく、本を読む時間がめっきり減りました。
なのに欲しい本・読みたい本は世の中にたくさんあります。
ふとドラッカーの「非営利組織の経営」を読み直そうとしたら、どうやら後輩にあげてしまったらしく、手元になくて買い直そうか悩んでいました。
Amazonを覗くとKindle版があるじゃないですか。

積ん読もあるのに、これ以上物理的な本を買う行為に、自分自身で嫌気が差していたので、Kindleと一緒に買ってしまって、いっそ読書を少しずつデジタルに移行しようと考えました。
Kindleは3種類あって、普通のKindle、Kindle PaperWhite、Kindle Oasisがあるのですが、下の写真のように横向きにしてKindleを読みたいという願望があったので、高かったですが、Kindle Oasisにしました。

新しいデバイスを手に入れたという気分の高揚もあって、読書がはかどっています。何より、読書中にスマホを見なくなったというのが一番良い点です。
ちなみに、ドラッカーをきっかけにKindleを購入しましたが、今読んでいるのはティム・クックに関する本ですw

この本、めちゃくちゃ面白いです。オペレーションの神と言われたティム・クックの凄さが解説されています。


ウィズコロナ時代のメディア消費を考えると

WSJの購読とKindle Oasisの購入による読書体験の変化を通じて考えたのは、家に籠もっているときこそ、良質な情報を求めているということでした。
おそらく、ビフォーコロナは外に出たり同僚と話したり取引先の人と話したりすることで、多くの情報を知らないうちに取得していたんだと思います。
それがウィズコロナになって、テレビ会議で決まった人と話して、ある程度想定のタスクをこなしていく日々になると、自身のクリエイティビティを保つためには情報のインプット(メディア消費)のレベルを上げる必要があったんだなぁと気付かされました。

ビフォーコロナ、ウィズコロナ、アフターコロナで自分自身はそんなに影響を受けないだろうと思っていましたが、そんなことはなく、身体と心が勝手に求めている方向に進むなぁと感じています。
そんなメディア消費のお話でした。

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