ヤンゴン住宅事情その2
前回は、浴室事情のことなぞ全般を書きましたが、今回は住宅事情でのキッチン事情に関して紹介させて頂きます。
これ一般的なローカルアパートのキッチンです。奥に見えるのは前回紹介したバスルームです。バスルームの写真は後で。
キッチンですが、ローカルアパートの熱源は、LPGガスか、電気なんですが、電気は御存知の通りの絶賛停電中で発電機無しでは機能しません。一方、LPGガスは日本みたいに、きちんとしたガス配管がされていませんで、LPGガスのボンベが台所の片隅に鎮座し、そのボンベとガスコンロをゴムホースで繋ぐだけです。
これで何が起きるかというと最悪ガス爆発!!
日本であれば、ガスボンベは屋外に置いて、コンロとは基本、鉛管で繋ぎ、短い範囲だけをゴムホース(それもガス専用)で繋ぎますが、此処ではボンベも屋内、繋ぐガスホースも、水道用で代用する事もママあります。これを鼠が齧ります。ホースを齧れば、ガスは漏れてLPGガスは重いので下の方に溜まります、昼間、戸締りをして出掛けていて密閉状態の部屋に戻り匂いに気づかず火を使えば、爆発!!
こんな事故が結構多く起きていたのが数年前、という事で最近増えているのがIH調理器具、でも電気で動きますので、停電すれば只の箱。見かけだけではなく、何とも苦労が多いヤンゴン台所事情です。
こんにちは。Masamiです。流れ流れてヤンゴン在住既に7年目突入。ヤンゴンで外国人向けサービスアパート、バガンで小さなホテル運営しています。