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終戦でさらに想うこと

一昨日は終戦記念日でした。

何年か前にミクロネシア絡みのフォーラムに参加した時のことです。そこで会話をした高齢女性の方、将来は先生になるはずだった兄をガ島(ガダルカナル)で亡くなったという話しをしてくれました。その方に「あなたの家では戦争で亡くなった方はいないの?」と聞かれました。自分に近しい親族で死んだ人はいません。そう答えたらかなり驚かれていました。「えっ、そうなの?!」と。それはまるで一家からは必ず戦死する人を出すのが当たり前とでも言ってるかのように聞こえました。確かにそれが普通だったんでしょうが・・・・・・。

しかしトラック諸島ガ島沖縄戦原爆東京大空襲などで直接的な被害を受けた人以外に、戦地に行かなくてもあの時代に生きた人は全員戦争の被害者なのではないでしょうか?繰り返しますが戦地に赴かなくても日本人全員被害者だと思います。

自分が靖国参拝に違和感をおぼえるのはそんなところからであります。
ということで憲法改正にも違和感おぼえます。

来期講師をやっている専門学校でも学生達に聞いてみることにしよう。

写真はトラック諸島の水深40mに沈む日豊丸です。


■以下は写真のギャラリーになります。


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