壁を乗り越えた先で見つけたもの。
今日は、ここ一年の区切りがついたような、そんな一日でした。
まあ、いつもながら、ごくごく個人的なことなので、気が向いたら、お付き合いくださいね。
この1年ほどずっと、自分にはちょっと荷が重いな、という感じの仕事を任され、行ってきました。
前任者の方から担当を引き継いだものの、分からないことや不慣れな部分も多々あり、周りの方にもたくさんお世話になったり、迷惑もたくさん掛けたりしました。
ほどなくして前任者は海外に異動になり、分からないことがあっても、なかなか聞きにくい環境の中で、仕事を進めていかなければなりませんでした。
仕事で関わる方に負担を掛けないように、なるべく自分で解決できるような方法を模索しながら、周りの方とも相談や連携を行いつつ、そのときどきで一番良いだろうと思われる方法を探りながら、仕事を進めていく。
そんな感じでした。
そんな中での、コロナ騒動。
世界が混迷する中、働き方や物事の考え方、習慣を意識的に変えていかなければならない曲面が、たくさんありました。
周りの人みんな、さらに言えば、世の中全体が、そんな感じだったと思います。
全体的な仕事の流れを改善するのが難しい部分もあり、残業しなければいけなかったり、プライベートの時間が削られることもたくさんありました。
身体の調子も、自律神経がおかしくなってるかも?って感じのときもありました。
正直、逃げたくなる気持ちもたくさんありました。
なんで自分がこんなことをしなければいけないんだろう?
割に合わないことを続けても意味ない。
そんな風に感じることもありました。
でも。
でも。
でも。
踏ん張って、仕事を放り投げることはしませんでした。
そして、2021年4月下旬。
部署内のミーティングで一斉の担当替えの話があり、自分は補佐役に回ることが決まりました。
上司には、直接、仕事について何かを訴えるようなことはありませんでしたが、いろいろとご心配いただいてたようです。
今日は、新しい担当の方に、仕事の手順の引き継ぎを行いました。
教える相手は自分よりも長く勤めていらっしゃる方でしたが、仕事の内容自体は、初めてで分からない部分も多いらしく、不安なご様子を見せながらも真剣に説明を聞いてくださいました。
そのご様子を拝見しながら、一年前の不安な自分の姿と重なり、今度は自分が逆の立場となり、教える側になったと感じました。
そして、今度は自分がその方を支える番にならなければと思いました。
これまで自分は人と関わることを避けて生きてきたように思います。
だけど、今回の仕事を通じて、以前よりも、チームワークの楽しさを味わえるようになってきています。
たかが派遣の仕事と、人は言うかもしれません。
でも、与えられた環境の中で、精一杯頑張れば、何かしら得るものがある。
そんな風に思えることが、今の自分にはとても大切なことのように思えるのです。
今回の職場をご紹介いただいた派遣元のコーディネーターの方や、ダメな自分に対し寛容に迎え入れていただいた上司の方、いつもご相談に乗っていただいている直属の上司の方、同じ職場の方達に感謝しつつ、これからも頑張っていこうと気持ちを新たにしました。
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