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お弁当と42歳の男 11日目

「子供との距離感」

父親は子供との距離感をどのように保つのか、そんなことを考えています。今年二十歳になる息子がいるのですが、その息子とは普段はほとんど口を聞きません。息子が僕を避けている部分もありますが、僕も息子を避けている?ような感覚があります。
この避ける理由の一つは「息子の行動に不満があり、息子を見ているとどうしても小言が出てしまいそうになるから」です。

息子は大学受験を真剣に取り組めませんでした。その後2年ほどフリーターをしていましたが、待てど暮らせど、今後のことについて真剣に悩み、何か行動する様子が見られず、仕方なく専門学校に行かせることにしました。

でも、その専門学校を決めるのもこちらが探さなければならず、ほとんど本人は動きませんでした。そんな様子を見ていると、僕の感情が高ぶってしまい、ついつい小言を行ってしまうという感じです。

息子は小さい頃からほとんど手がかかりませんでした。基本的に大人しい子供で、学校でも問題を起こすこともなく、また反抗期などもありませんした。そんな息子だったこともあり、あまり干渉せずにいたのですが、高校3年になり大学進学するのかなど、将来のことについて真剣に考えなくてはいけなくなった時、彼の考え方や行動を改めて観察した際にこれはちょっと大変なことになるかもと感じました。それは、自分で調べて考え、行動するということがほとんどできなかったのです。
すぐに「見つからない」「わからない」「どのようにするればいいの?」と、親や周りが答えを出してくれるのを待っているような子供だったのです。

これはまずいと感じ、すぐに手段を講じましたが時すでに遅しという感じで、なかなかその言動を変えることができずにいます。

とりあえず専門学校に通うことになってはいますが、これからの2年間をどのように接していけばいいのか悩み中です。

今日のお弁当

白菜と肉団子のソース炒め、ほうれん草の卵焼き、アスパラ

娘のお弁当は学校が休みのためなし。これは自分用なのでかなり適当です。

奥は娘のお昼用です。

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