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母親としてやっておきたいこと

こんにちは。
フリーでライフコーチをしているまさみです。


今朝、夫と話をしていて言われたことから。


まさみには軸がない。
いつもあの人がこう言っていた。
こんな話がある。
とか、そんな情報ばっかりで、
自分の軸がないよねと。


前にも同じようなことを言われて、
こんな記事を書いた。


でも、今回は言われたままじゃなくて、
言い返した。


私に軸が無いわけじゃない。

私の中には、息子がこの先自分の力で
生きていけるようになってほしい
という思いがある。

そのために必要なことを知るために
アンテナを張っている。

そのアンテナにひっかかったことを
夫にも伝えているんだと。

一見何の脈略もないように
思えるかもしれないけど、
すべてはそこなんだと。


返事をしてみて、自分でも驚いた。

夫の言葉に刺激されて、
言葉になっていない思いが集まって、
言葉になり生まれた感じ。


私たち夫婦は、高齢で息子を授かった。

彼が成人する頃、私たちは62歳。
会社員なら定年を迎えている歳だ。


いくら寿命が長いと言われる日本人でも、
私たち夫婦が病気もせずに
その年齢まで健康でいられるのか
保証はないし、
息子が自分の行きたい道を
進むのに障害となるような
金銭的負担や精神的な重荷とかもかけたくない。


私自身は特に、
成人したと言っても自立できていない
未熟な人間だった。

幸い両親が健在で、
経済的に問題を抱えてなかったから、
助けてもらえて、
今こうしてここまで生きている。


どんなに素晴らしい人だとしても、
人間ひとりでは生きていけないものなので、
誰かを頼っていくことも
息子にはおぼえておいてほしい。


頼ってもらってもいいんだが、
私たち夫婦はあてにできない。

年齢的にも息子を支えてあげられる期間は
限られているし、
今現在、裕福な暮らしをしている
社会的強者というわけでもないから。


もちろん、どんな時も息子のそばで見守り、
助けを求められれば、
手を差し伸べたり、導いてあげたりしたい。

できるだけ、長く健康で過ごせるように、
自分の体を大事に、
気を付けようと過ごしている。


でも、してあげたいことができるかどうか、
保証がないのだから、
できない時のために、備えないといけない。


夫はそんなの心配ないよと言う。
俺もまさみもこうやって生きているじゃんかと。

夫には前妻の間に息子が二人いて、
既に二人とも成人している。
その子たちもとても素敵に成長している。


まぁ、がんばったのは主に前妻さんだと思うが、
夫は、俺の子育てに間違いはないと
自負しているようだ。


でもでも、
時代が変化しているんですよ、兄さん。

私たちが育ってきた昭和は、
日本が一丸となって、
高度経済成長を突っ走ってきたし、
親の給料も右肩上がりで、
老後には年金制度も残っている。

例え落ちこぼれても、
セーフティーネットがあった。

例えばそれが、私にとっての両親だったり。

両親じゃなくても、
周りの大人たちに余裕があったし、
国にも余裕があった。

戦争をくぐり抜けてきた世代が生きていたから、
そういう人たちと触れて、
やり直すヒントや勇気をもらえた。


だけど、これから先はそうじゃない。

情報が溢れていて、
好きなものを好きなように選べるから、
価値観がみんな一緒になることはない。

弱者と強者がハッキリと分かれていく。

日本は特に、一度失敗すると、
もう一回挑戦できる、
そういう土壌はないから大変。

価値観が個々に様々変化しているにも関わらず、
学校教育は、答えが決まっていて、
そこに合わせられない奴は
脱落するしかなくなっている。
学校は学ぶ場所じゃなくなっている。

学ぶって本来もっと自由なものだった
はずなのに。


こんな生きづらい世の中に、
可愛い息子を放り出さないとならないのは
不安でしかない。


セイフティーネットの役割を
果たせるはずの親は、
高齢で頼れなかったり、
周りの大人たちも自分が生きることに
必死過ぎて、
誰かに手を伸ばす余裕すらない。

日本という国も
もはや先進国と言えなくなってきている。

どこぞの国が破産したと
ニュースになっていたけど、
日本がそうならないと安心はできない。


そもそも生きづらいんだから、
つまづいたとしてもいい。

それですべてが終わりじゃないと伝えたい。

そうすれば、まずは、
起き上がってみようと思うだろう。

うまく進めなくなっても落ち込まない。

自分の行きたい先にいる、誰かを頼る。

頼る人を間違えない。

変な宗教とか、
そういうものに引き込まれないで、
自分の安全な場所を守れるように生きてほしい。


とにかく自分で生きるということを
体得してもらえたらと思う。


ただ教えるだけじゃなく、
自分で考えて行動できるように、
自分のものにしてもらえるように導き、見守る。


それが役目なのかなと。



そのためにどんなことをしたらいいか、
どんな準備ができるか、
常にそういう意識があるんだよね。


もちろん、
具体的な解決策があるわけじゃないし、
息子と関わり合いながら
探っていくことになるだろう。



今通っている幼稚園では、
給食を完食できたらポイントがもらえる
ポイントカードがあったり、
体操の時間に、ブリッジができたか、
壁倒立ができたか、進捗をみる
会社の営業成績のグラフみたいなのが
教室に貼ってあった。


価値観としては私はあんまり
好きじゃないんだけど、
息子は楽しんで通っている。



というのも、
全く他の子と自分を比べていないからだ。


ポイントカードのポイントが
他の子よりめっちゃ少ないけど、
息子は、構わず私に、
これ、給食食べるともらえるんだよ
と教えてくれる。

単純に給食を全部食べることができて
嬉しいのと、それで褒めてもらえて、
ポイントをもらえているのが嬉しいのだ。


体操の時間も、他の子が壁倒立をクリアして、
先生に合格と言われている中、
全く我関せずで、のんびりと壁倒立を
しようとしていて、
先生に補助してもらって
なんとなく倒立できている雰囲気を
味わっている。

この前参観日で夫が見学に行ってきたのだが、
息子はパパが見に来てくれるということが
嬉しくてはしゃいでいた。

倒立ができるかどうか関係ないのだ。


とにかく自分と誰かを全く比較していない。
そのものを楽しんでいる。

それが一番と思っているから、
息子の出来が悪いとか、
私が気にすることもない。


これがもう少し年齢が上がってきて、
それこそ小学校とかに入っていくと、
周りと比べることができてしまったり、
周りの子たちから、
おまえだけできなくておかしいだろとか
言われて気にしてしまう日がくるかもしれない。


そんな時は、「関係ないさー♪」と
ライオンキングばりに歌ってあげたい。


息子自身が好きなこと、
やりたいことを思う存分できるように、
環境を整えて導いていくだけ。


あとは、頼る先を母親から
徐々に他の信頼できる大人へと
変更できるように、
判断する力を育てていきたい。


そんなことを考えている私なのでした。


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【自己紹介】

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