わかって欲しい人には言葉で伝えよう

自分の悩みとか、困っていること、
コンプレックスなんかは、他人にはわからない。

それは内側で思っていることだから、
外からは見えにくいこと。

同じ状況にあっても、
それを嫌だと思う人もいれば、
全然気にしない人もいて、
本当に人によりけりだから。

わからなくて当然と思う。

でも、自分に近しい人、
例えばパートナー、友人には
言わなくてもわかってほしいと思いがち。

自分の幸せや喜びを
分かち合いたいのと同じように、
自分が悩んでいること、思っていることを
自分と同じように感じて欲しいと
思ってしまうから。

でも、察して！と思っても、
違う人間なのでわからない。
たとえどんなに長く一緒に居ても、
一緒に暮らしていても。

例えば、あなたの行動を見て、
他人（外野）がやいのやいの言ってくることが
あるかもしれない。

それは、勝手に言わせておいていい。
そういうのはいちいち相手にしない。
あなたの時間や労力がもったいない。

でも、あなたが大事にしている人が、
あなたの行動に対して
ちょっと違うんだけどなぁという
発言をしてきたら、
怒らずにきちんと言葉にして伝えて欲しい。

そもそもあなたがどんな思いで
その行動を取っているのかは、
あなた以外知る由もない。

他人にいちいち説明する必要はないが、
一緒に過ごす大事な人には、
きちんと時間を割いて、
言葉にして説明してあげて欲しい。

あなたに対して心無い発言をしてしまっても、
それは、単にあなたがどんな思いで
その行動を取ったかを知らないから。

言葉にして説明すれば、
少しは伝わるかもしれない。

あなたと同じように思えないとしても、
発してしまった失言を後悔して、
何か言葉をかけてくれるかもしれない。
次の機会には違う対応をしたいと
思ってくれるかもしれない。

近い存在だからこそ、
言葉にしなくてもわかってほしくなるけれど。

言葉にして説明するのは、大変なこと。

無意識で行動していることがほとんどだから、
なぜそうしたか？と自分自身に問う必要がある。

自分が理解していないと、
他人にも説明できない。

そして、それを聞く方も大変なことではある。

目の前にはやらなきゃいけないことが
たくさんあるから、
何の意味があるかもわからない話を
ゆっくりと聞く気にもなれないかもしれない。

でも、それをする価値がある。

大事な人が、
あなたと同じように感じられなくても、
あなたがどうしてそう感じてしまうのかを
大事な人も理解してくれれば、
あなたを無意味に傷つけるようなことは
しなくなるから。

大事にしたい人をあえて傷つける人はいない。

本当は傷つけたくないのに、
行き違いで傷つけてしまうことは多々ある。

だから、あなたの大事な人が話を聞いてほしいと
言ってきたら、目の前のことから大事な人に
顔を向けて話を聞いてあげて欲しい。

それがお互いにハッピーで居られる秘訣だ
と思っている。

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【まさみ　人生を「面白がる」人／ライフコーチ】

自分ではどうしようもない制限がある中でも、
幸せを感じることはできます。

辛い経験（DV、離婚など）を
乗り越えてきた私だからこそ、
自分の弱さを認めた上で行動することの
意味、大切さを認めた対話を提供。

「弱いながらも幸せを感じられます」