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カリフォルニアディズニーランドで雨の日にもらったカードの言葉に泣いた

その日は朝から雨だった。ずっとここに来るのが夢だった。
ディズニーランドのはじまりの地に。

当時、役者だった私は「夢を売る」商売をしていたわけで
ディズニーランドで働いている先輩からも
その裏話やストーリーなどを聞かされていた。

すごいなぁ。。。なんでかすごいなぁ。。

あの、ウォルト・ディズニーが私たちにくれた魔法の国が
初めてこの世に誕生した
その匂いを、
バイブレーションを、
どうしても生で感じてみたかった。

「人を幸せにする」

ということはどういうことなのか、どうすればそれができるのか
いつもいつも考えていた。

なぜディズニーがここまで多くの人を虜にしているのか
その原点を知りたくて、知りたくて、たまらなかった。


・・・ということもあるんだけれど

結婚式をロサンゼルスのガラスの教会で挙げたあと
念願のディズニーランドで思う存分 とにかく遊びまくるぞー!

そうだ、人を幸せにするには まず自分が幸せになることだ!

なあんて、、勢いこんでいた私。

ドキドキしながら、やっとここに辿り着いたというのに。
夢に見たその日がやっと来たというのに。


その日 朝起きると雨だった。終日止む気配は微塵もない。

重い体をなんとか奮い立たせて、やっと、ここまで来たものの
がっくりする自分を挽回させるのは並大抵でない。

ディズニーランドの入り口には
今日は雨なので、利用できないアトラクションがあります、ご了承くださいと書いてあった。

「しかたないね、でもせっかく来たんだし、濡れないアトラクションもあるんだし!」

と旦那様にカラ元気な口調で物申す。


チケットを購入すると、渡されたパンフレットやマップなどと一緒に、
一枚のカードが入っていた。

あたりまえだけど英語だったので、正確には、なんと書いてあったのか
思い出せないけれど、、
(とってあったはずなのにどこかになくしてしまった。。なさけない)

だいたいこんなことが書いてあったと思う。。。

“ 今日は雨がふってしまいとても残念。
イエローサブマリンなど屋外のアトラクションは
ご利用になれませんが、雨でも楽しめるものはたくさんあります
だから、どうか楽しい1日を。 そしてあなたに素敵な言葉を贈ります。

「人生には雨の降る日も必要さ」”



ぐわわわわー・・あん。。。。。!

この最後の1行に、私のハートは
すっかりノックアウトされてしまいました。


「何、泣いてんの? どうしたの? なにかあった?」

「なんでもないー! なんでもないー!」

いきなり目からこぼれおちるものをぬぐいきれない私に
旦那様は びっくりして、すごく心配してくれた。


「これ、すごいと思って、、、。」

「へぇ。。?」

なにがすごいのかは きっと旦那様には
あまりよく伝わらなかったみたいだけれど、

私にとっては、衝撃の1行だった。

なんでだろ? 今でもこの一言に胸がいっぱいになってしまうのは?


子供の頃から、いつも
しんどいことや、悲しいこと、いじめられたこと、
押し寄せてくる恐怖感、いつもなにか敵と戦っているような
日々を過ごしていたせいか、
雨が降るたび、私に天罰がくだっているのかってくらいに
自分を呪うような気持ちになっていたからか?
ちょっとオーバーだけど、運が悪いことが起きるのは
自分のせい、みたいに思い込んでいたからか?(ちょっと病気気味・・・だった?)

だけど、、雨は必要なんだ。
そうだよね、雨は必要だったんだ。
雨よ、悪者にしてごめんなさい。

雨を許すことは、自分を許すことだった。


うまくいえないけれど そんな感じ。。


不思議なことに その日、午後になってから雨が小止みになってきて
ディズニーランドでの1日を、閉園してもきづかずにいるくらい
丸一日フルで満喫しきった。

係員の人に、もう門がしまっちゃうよ!と 驚かれて
二人で大笑いしながら出口まで走った。


雨よ、ありがとう
ディズニーランドよ、ありがとう
そして
感受性が強すぎて喜怒哀楽が激しかった私を
まるごと全部受け止めてくれた旦那様、ありがとう。

あれ以来、私はちょっぴり雨が好き。


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フリーランスウェディングプランナー&MCです。 人と自然にやさしいエシカルウェディングをゼロから新郎新婦様と一緒に創っています。本質に必要なことだけにこだわることで「二人の未来を創る」ための結婚式のご提案をしています。https://sevenhappiness.com

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