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ボランティアをするということ

私は家の近くの知的障がい者施設でボランティア活動をしています。
それを知ったある人から言われたこと。
「何故、ボランティアをしているんですか?自己満足?」と。
随分ひどいことを言うものだな、とムッとしましたが、その場は「そうかもしれないね」といなしておきました。

しかし、後から落ち着いて考えてみると、自分でも何故このボランティアを長いこと続けているのか、分かりません。

最近はボランティア活動をしていると就職に有利だからといった理由でボランティアをする人がいるようですが、私の場合はそれもないし。まして、何か見返りを期待している訳でもありません。
もちろん、利用者さんたちと楽しく過ごすこともその理由の一つですが、それ以上に、毎回の活動を終えた後に職員の皆さんから言われる「ありがとうございました」という言葉が嬉しいからかもしれません。

何かをただおこなう。何も見返りを求めずに。
この「ただおこなう」という気持ちを持ち続けることができる限り、私はこのボランティアを続けると思います。