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ひどい!

私が出勤する朝、足が不自由で身体を大きく揺らしながら歩く方がいらっしゃいます。
少し離れたところにある停留所でバスに乗ります。
ある朝、その方が電車の改札口を出てバス停に向かうとき、反対側から走って来た若い女性がその方と激しくぶつかり、その方が倒れました。
その女性はその方を一瞥しただけで走って改札口へ向かいました。
周囲にいた人で声をかけたり、手を貸したりした人はおらず、みんな足早に駅へ向かってゆきます。
勿論、私は駆け寄って手を貸して差し上げました。
その女性。
周囲にいた人々。
何故このような酷いことができるのでしょう。
相手が障がい者でなくてもぶつかったら謝る。
倒れている人がいたら手を貸す。
急いでいるからといって、そんなこともできない。
一体、この社会はどうなっているのでしょう。