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落とし噺の話【TBS落語研究会】

私がまだ一度も行ったことのない落語会。
国立劇場での「TBS落語研究会」。

これまでに多くの場所で落語を見てきました。
定席では、東京の新宿末廣亭、上野鈴本、浅草演芸ホール、池袋演芸場、国立演芸場はもちろん、横浜にぎわい座、大阪の天満天神繁昌亭、なんばグランド花月(ここは定席と言っていいのか?)。

そして、数多くのホール落語会。
定期的に行われていたものでは、古いところで、東横落語会(東横劇場)、東宝名人会(場所は忘れました)、にっかん飛切落語会(イイノホール)、東京落語会(イイノホール)、三越落語会(三越劇場)。
東横劇場はガタンガタンという電車の音が聞こえてくる今では考えられない劇場でしたね。

また、新しい(くもないか)ところでは有楽町朝日ホールでの朝日名人会、もう終わってしまいましたが、紀伊國屋サザンシアターでのSWAにも。

中でも最も多く通ったのが新宿・紀伊國屋ホールでの「紀伊國屋寄席」。
ここには5年ほど、毎月欠かさず通いました。

いずれも、実力者たちの落語をたっぷり見ることのできる会でしたし、噺家さんにとってもこれらの会に出られるようになることが一つの目標にもなっているのではないかと想像します。

そんな私ですが、TBS落語研究会には一度も出かけたことがないのです。
月に一度のテレビ放映を楽しみにし、しっかり録画もし、いつか見にゆきたいと思っていたのに、結局行かずじまい。
今はどうか知りませんが、切符が手に入りにくかったことがその一番の理由です。
国立劇場やTBSの事務局に電話をしても、いつも売り切れ。
そんなこともあり、私にとっては「幻の落語会」なのです。