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日々雑感【2022年は感謝の年でした】

今年もあと約2週間。

私にとってのこの1年は「感謝」の年でした。

嫌な思いをさせられた人たちはいます。
そのために大切にしてきたことを手放すことにもなりました。
病気についていえば、今までになく頻繁にひどい落ち込みに襲われることもあります。
しかし、それ以上に感謝の気持ちが強い1年です。

欠点だらけで、間違いなく嫌な思いをさせているにも関わらず、今年も引き続きお付き合いを続けてくださった方。
感謝しかありません。

久しぶりに再会した方。
再会を喜んでくれ、また、ご無沙汰してしまう前のことをしっかり覚えていてくれて、とても嬉しく思っています。

数は少ないながらも、深く感謝できるこのような人たち。
出会ってくれて、いてくれて本当にありがとう。

そんな1年での大きな出来事が二つあります。
一つは病気のこと。
もう一つは仕事のこと

まず、病気のこと。
20年近く苦しみ続けてきた病気が飛躍的に改善しました。
これまでの苦しみがすべて嘘のように消え去りました。

毎日毎日、あんなに悩まされ続けていた頭の重さ。
毎朝、仕事に出るのが辛くてならず、何度もパジャマを脱いで着替えては、またパジャマに戻ることを繰り返しながら、やっとの思いで家を出られたり、やっぱり出られなかったり。
苦肉の策として、頭の重さを意識する前に、起きてから急いで洗面を済ませて家を出ていました。
職場のある新宿には始業時刻の2時間も前に着いていました。
でも、新宿まで行ってしまえばなんとかなる。
喫茶店で過ごしてから出社…できたこともあれば、やっぱりダメで引き返したことも。

それが今は、起床後、音楽を聞きながら、ゆっくりコーヒーを飲み、朝食を摂ってから家を出られるようになりました。

あの辛さの中、こんな日が来るとは夢にも思いませんでした。

そして、仕事のこと。
6年前に定年退職をしたものの、まだ働きたいという思いから今の会社に就職しました。
ただ、まだ体調が悪かったせいもあり、障害者雇用枠のパートでの就職です。
加えて、社長も含めて若い社員ばかりのその会社では突出した高齢者。

そんなこともあり、業務は比較的責任が軽く、内容も単純なものが多かったです。
それが、ある事情があり、今年の後半からかなり複雑で責任のある仕事を任されています。
パート社員にこんなことをさせていいのだろうか、と思える内容です。
でも、私としてはそんな仕事をさせていただけることは願ったり叶ったり。
喜び以外の何ものでもありません。

病気の回復と相まって、今は毎日張り合いを持ち、元気に仕事に通っています。

感謝しかありません。

会社に関してもう一つ。
先ほど書いた通り、今の会社は社員が若く、多分8割がたの社員とは親子ほどの年齢差があります。
それでも、親しく接してくれている若い同僚たち。

自分が逆の立場だったらどうだろう、と考えることがあります。
自分の親よりも年上のおじ(い)さんが職場にいたらどう接していただろうか、と。
おそらく、煙たがって、敬遠していたと思います。

でも、そういうことはなく、皆さん話しかけてくれたり、気兼ねなく仕事の依頼をしてくれるだけでなく、仕事以外の相談に来てくれたりもします。
愚痴や不満を聞かせてくれる人もいます。

こんなこともありました。
とてもよく書けていると感じた書類について、ある社員が、
「これ、ヤバいっすよね」と。
私「いや、とてもいいと思うんだけど」
「でしょ、マジ、ヤバいんすよ」
私「?」

隣の席の社員に聞いて、「ヤバい」は良いことにも使うということをそのとき初めて知りました。

これをお読みいただいている方々の中には「マジ、とか、ヤバい、なんて、年長者に対する言葉遣いとしてどうなんだろうか」と思われる方がいらっしゃるかもしれません。
確かにそうですね。
しかし、相手にもよりますが、この場合は、対等というわけではないにしても、それだけ親しみを持ってくれているんだと感じることができて、嬉しく感じました。

病気の回復、そして、こういう機会を与えていただいたこと。
感謝に溢れ、思い出に残る1年でした。
来年もこの状態が続きますように。

追伸
今晩はサッカー、ワールドカップの決勝。
サッカー好きの同僚が見どころを教えてくれ、「絶対に見てくださいね!」と言われているので、頑張って見なくちゃ。