見出し画像

日々雑感【好きな歌詞】

歌は自分を支えてくれたり、勇気づけてくれたり、あるいは、懐かしい思い出を呼び覚ましてくれたりします。

「好き」と言って良いかどうかわかりませんが、病気の症状が重くて、助けが欲しかったとき。
自分のことを分かってくれている人がいるという気持ちにさせてくれた歌詞。

SEKAI NO OWARIの「銀河街の悪夢」。

だって昨日も一昨日も変わろうとしてたけど
今日も僕は変われない今ま今日がまた終わってく

精神を安定させるアイツの魔術は
苦しみだけじゃなく楽しみも消してく
憂鬱を抑えてくれるアノ子の呪いは
絶望だけじゃなく希望も無くしてく

この曲を聴きながら、涙を流し、声を上げて泣きました。
「だったら、わざわざこんな曲、聴かなければいいのに」と思われるかもしれませんが、何故か聴いてしまうのです。
何故でしょうね。
この曲ほど病気の辛さを表現してくれている歌詞は他にはないのです。
この曲の歌詞をすべて書きたいくらいです。

こんなんじゃ「朝」も「春」も来やしない、と自棄になっていた時期。
危険なこともしました。
でも、少しでも前向きな気持ちになれたときに聴いたのは、

アンジェラ・アキの「始まりのバラード」。

世界一長い夜にも必ず朝は来る
あなたはまた笑うよ
太陽に抱かれて

世界一長い冬にも必ず春は来る

病気の症状が大幅に改善した今、もしかしたら「朝」がやってきたのかもしれない、もしかしたら「春」が来たのかもしれない。
そんな気持ちになれています。

これまでの人生を振り返ると、多くの人たちに支えられてきました。

吉田拓郎「今日までそして明日から」。

わたしは今日まで生きてみました
ときには誰かの力を借りて
ときには誰かにしがみついて
わたしは今日まで生きてみました
そして今 思っています
明日からも
こうして生きてゆくだろうと

今、私は人の力を借りて、そして、人にしがみついて生きています。

子供のころを思い出させてくれる曲。
海援隊「思えば遠くへ来たもんだ」。

十四の頃の僕はいつも 冷たいレールに耳をあて
レールの響き聞きながら 遥かな旅路を夢見てた

「レールに耳をあて」という歌詞がとても懐かしさをそそります。
線路の中に入って、レールに耳をあてると、カタンカタンという電車の響きが伝わってきました。
線路が遊び場だなんて、今では考えられませんね。

これから先、どんな歌に出会うことができるのでしょう。