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【歌舞伎町弁財天】新宿日撮り歩記
(歌舞伎町1-13-3)
靖国通りからゴジラに向かって歩き、右側に見えてくるラーメン屋さんの角を入るとほどなく「歌舞伎町公園」という小さな公園があります。
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普通はあまりゆくことのない区域なので、ご存じない方が多いかもしれません。
じゃ、どういうときに行くの?
う~ん、アレですよ、アレ…
アレってなんだ!
え、いえ…、あの、そのぉ…男性が…
ま、それはともかくとして、その公園の中に歌舞伎町弁財天が祀られています。
弁天さまは琵琶を持っていることから音楽や芸能(歌舞)の神とされ、また、財福の神でもあるので、歌舞伎町にふさわしいといえます。
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でも、弁天さまは水辺にいらっしゃることが多いのに、何故、歌舞伎町に?
明治時代の初めころまで、今、ゴジラがいるあのビルのあたりは森と湿地に囲まれた池がある鴨場でした。
その池のほとりに上野の不忍弁天様の分祠としてこの弁財天が祀られました。
しかし、現在の西新宿高層ビル街一帯に淀橋浄水場を建設するための残土でこの地域が埋め立てられ、池はなくなりましたが、この弁財天はそのまま残ったそうです。
歌舞伎町は周知の通りですが、誰もが安心して楽しめる街にするための「歌舞伎町アートプロジェクト」という活動が2014年(平成26年)に始まり、様々な芸術作品がトランスボックスなどに描かれています。
歌舞伎町弁財天の祠に描かれている「弁財天地龍虎」はその一環として、画家の東學氏によって2年あまりかけて描かれたものです。
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