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日々雑感【心地良い人】

接していて心地良い人。
姿を見るだけで安心できる。
いますね。

その人の何がそうさせるのでしょう。

今、私の身の回りにいる人、過去に接したことのある人たちを思い返してみました。

清潔感のある人
服装はその一つです。
おしゃれだけど華美ではない。
また、男性なら「無精髭」はいただけませんね。
女性なら、お化粧をしているかどうかということではなく、しているかどうかを感じさせない清楚さというのでしょうか。
こういうことが感じられないと、「そういう人なんだ」と思うと同時に、「私はそういうことを気遣おうと思う相手ではないんだなぁ」とも感じて、寂しくなります。

私に関心を持ってくれる人、気にかけてくれる人
過去に話したことを覚えてくれていると嬉しくなります。
覚えていないと、「私のことには興味がないんだな」とがっかりします。
また、体調が悪いことがあったら、後日「その後どうですか?」と聞いてくれる。
どこかへ行く、何かをするという話をしたら、それが終わったころに「どうでした?」と聞いてくれる。
誕生日に「おめでとう」と言ってくれるのも嬉しいですね。
私の話を真剣に聴いてくれていると感じることができます。
それも、ただ黙って聴くだけでなく、相槌を打ったり、問いかけたりして話を引き出してくれる。
聴き上手というのでしょうか。
私に関心を持ってくれていると感じることができます。

その人のことを教えてくれる、話してくれる人
これは私への関心の裏返しです。
私に関心を持ってもらえると嬉しいのと同時に、私もその人に関心を持っています。
そういう私の気持ちに応えてくれるということを感じることができます。
言い方を変えれば、私がその人に関心を持っているということに関心を持ってもらえているのです。
その人が何をした、何をするかを話してくれると嬉しいですね。

私を受け入れてくれる人
私の欠点や弱点を許してくれる。
欠点だらけ、弱点だらけの私を私として認めてくれる。
そう感じることができると安心して接することができます。
そう感じられないと、心を閉ざしてしまいます。
また、意見が食い違っても真っ向から否定するのではなく、柔らかく違う考えを言ってくれる。
それも私を受け入れてくれていることの表れだと思いますし、また、その人のことを話してくれていると感じることもできます。

知らないことを教えてくれる人
私と違う世界を持っている、興味や関心を持っていることがある人も話していて楽しいです。
物事に関心を持てる人という言い方もできるでしょう。
そういう人と話していると、話が尽きません。

話が整理されている人
同じことを繰り返すのではなく、要領よく話してくれる。
言いたいことが明確になっていると苛立つことなく、気持ちよく話を聞くことができます。
また、話が逸れてもまた元に戻ってくるのも安心できます。
それまでに話していたことを忘れていないということで、それも私に関心を持ってくれていることの表れだと思います。
焦点がずれることなく、すれ違わないで話ができる。
「そういうことじゃないんだけどなぁ」と思わせないと会話が弾みます。

こうしてみると、多くの相手に共通しているのは「自分に関心を持ってもらえている」と感じられることではないかと思います。
「承認欲求」を満たしてくれているということなのでしょう。
今、多くの人がSNSで自分のことを発信している理由の一つはこの「承認欲求」を満たしたいからだと聞いたことがあります。
確かに、自分の投稿に「いいね」をされると嬉しいですね。

現実世界での対人関係が希薄になってきていることの一つの原因はSNSの普及だと私は思っていますが、そのSNSで対人関係での欲求を満たそうとしているのは、皮肉なことです。

そして、「してもらう」だけでなく、私も人にそう思ってもらえるようにしたいものです。
ただ、私の場合は、相手に関心を持ち過ぎてしまうので、そこは気をつけないと。