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写真雑館【勝鬨橋(かちどきばし)】

勝鬨橋は隅田川の一番下流に架かる橋です。
川の水はこの橋を越えたら東京湾へと流れ込みます。

戦いに勝ったときや戦いの前に「えいえいおー!」と叫ぶ場面が時代劇や戦争映画などに出てきますが、あれが「勝鬨」です。
「勝鬨を上げる」というふうに使われます。

また、スポーツの試合前に円陣を組んで「ファイト!」「オー!」とやりますね。
あれを「鬨(とき)の声を上げる」というのですが、この言葉は聞いたことがありません。
今風には何と言うのでしょう?

橋のたもとにある案内板によると、
明治時代に、この場所に月島と築地方面を結ぶ「勝鬨の渡し」が開設されました。
「勝鬨」は日露戦争での勝利を記念して名付けられたそうです。

この渡しに橋が架けられたのは昭和15年(1940年)のこと。
当時は隅田川を航行する船舶が多かったことから、跳開橋(ちょうかいきょう)として作られ、午前9時、午前12時、午後3時の1日3回、1回につき約20分開いていました。

その後、橋を渡る陸上交通の量が増え、橋が開くたびに渋滞が発生するため、昭和45年(1970年)を最後に開かれることはなくなりました。

昭和45年といえば、昭和39年の東京オリンピックの6年後。
「昔はそうだったんだぁ」と感じるか、「そんなころまで開いていたんだ」と意外に思うか。
皆さんはどちらでしょう?