見出し画像

タイ在住6年目の私が思うタイの嫌なところ

こんにちは。河本将弘でございます。

先日、タイ在住6年目の私が思うタイの魅力というテーマの記事を書きました。タイが良いところであるのは変わりませんが、もちろん良くないところもあります。

タイ旅行で楽しかったからタイに移住しようと思う事は悪くありませんが、良いところばかり見て即決してしまうのではなく、実際に良くない事もあるという事を理解した上で移住を検討された方が良いと思います。

そこで本日は私がタイのどんなところが嫌だと感じているかを書いていきますので、タイ移住や海外生活に興味があるあなたにお読みいただきたいです。


タイの嫌なところ

1.交通マナーが悪い

タイは無免許運転に対しての処罰が軽かったり、免許を取る敷居が低い事が関係しているせいか、下記のような交通マナーの悪さが目立ちます。

  • 40km/h以上のスピード違反

  • 飲酒運転

  • 追い越し車線でのノロノロ運転

  • ノーヘルでバイクに3~4人乗り

  • 整備不良のバイクからの騒音

  • 直進する車を優先せずに割り込んで左折or右折etc….

当然交通事故も多く、人口比で日本の8倍ほどの交通事故が起こっています。

2.渋滞が酷い

特に首都バンコクの渋滞は世界でも指折りの悪名の高さで、ラッシュ時には50m進むのに30分かかる事なんてザラです。

経済成長や急速な都市化が進み、バンコクでは車の保有台数が急増したが、特に市中心部や主要な通りでは道路が狭く、道路インフラが十分に整備されていないため、交通量が増加すると渋滞が発生しやすくなっています。

3.大気汚染が深刻

バンコクや北部、東北部では、特に乾季の間にPM2.5や窒素酸化物、オゾンなどの有害物質が高濃度となり、市民の健康や環境に悪影響を及ぼしています。

主な大気汚染の原因は、交通量の増加、工場排水、農地の焼畑、建設活動など多岐にわたります。特に交通量の増加による排出ガスや粉塵が大気汚染の主要な要因の一つとなっています。

4.医療費が高い

タイの全般的な物価はまだまだ世界的にも安いですが、医療費はそうではありません。

大きな私立病院で入院すると1日3万円以上かかることはザラだし、私の妻はデング熱に罹り5日間入院した時は保険適用がなければ合計で30万円近くかかりました。

タイに行くときは、最低限海外旅行保険加入は必須です。

5.衛生環境が清潔ではない

タイも近年著しく発展したとはいえ、まだまだ衛生環境は発展途上で、トイレが汚かったり、道端にゴミが散らかっていたり、大衆食堂に動物やハエが出入りする事が珍しくありません。

また野良犬や野良猫が多く居るので、噛まれたりすると病気になったり、最悪の場合は狂犬病になる事もあるので近づいてはいけません。

6.公共交通機関が乏しい

バンコクの一部のエリアではモノレール、地下鉄、路線バスが発達していますが、それ以外の地域では公共の交通機関が乏しいです。

都市間の長距離バスはある程度本数があるものの、殆どの地域では車がないと生活出来ないエリアばかりで1人1台車を持っている事が当たり前なので、車が運転出来ない高齢者などは外出もままならなくなります。

7.政治が不安定

タイでは歴史的に軍が政治に介入し、政権を転覆させるクーデターが行われた事により政治の安定が妨げられ、民主的なプロセスが阻害されてきました。

そして現在も貧困層vs富裕層の政治的な対立や抗議運動などによって政治の方向性が変わる事もしばしばあるので、政治の安定化や民主化の進展にはまだまだ時間がかかりそうです。

8.ぼったくりが多い

タイは基本的に治安が良い方ですが、観光客から下記のような方法でぼったくろうとする悪い輩も多く存在しています。

  • タクシーがメーターを使用せず、言い値でふっかける

  • タクシーがわざと遠回りする

  • 夜の店で実際の注文よりも多く請求される

  • 飲食店で観光客だからという理由で定価よりも多く請求される

  • ビーチのジェットスキーなどのアクティビティで、機械が壊れたなどの嘘の理由で修理代を請求されるetc….

9.命の値段が安い

例えば殺人事件や交通事故死などの人が亡くなるような事件で加害者に課せられる罰金が10万円に満たない事がザラにあります。

その他、犯罪加害者に課せられる罰金が数千円で済むことも当たり前なので、タイでの人の命の値段というのは物凄く安いし、社会的な地位が低い人ほどその価値も低くなります。

あとがき

いかがでしょうか?これらはあくまで私が感じた事であるので、そう思わない方もいると思いますが、こういう側面もあるという事だけでも知っておいて損は無いと思います。

もちろんタイだけではなく、どの国でも良いところと悪いところはあるので、それらをしっかりとリサーチして、こういう欠点もあるという事を理解した上で少しでも違和感があるのであれば移住は止めた方が良いです。

今後海外移住に興味あるあなたの参考になれば幸いです。

本日はご覧いただきありがとうございました!

今後もプーケットや健康に関してのトピックを定期的に発信していきますので、河本将弘公式LINEにご登録いただけると幸いです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?