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益子参考館円座⑩季節の庭しごと

濱田庄司記念益子参考館で開催している企画です。今は美術館となっている益子参考館ですが、元は濱田庄司が窯元を開いて家族や職人などと過ごした生活の場でした。濱田の大切にした暮らしの感覚を今の私たちも少しでも感じたいし、皆さんと共有して私たちの暮らしをあらためて考えていけたらなぁという気持ちで、中身は何をするかというのはその時々で流動的な企画です。今までいろいろやってきましたが、今は人が身を寄せ合い集まれなかったり飲食もしにくかったりで、何ができることはないかと再度模索していました。
参考館のグランドデザインなどについてご意見をいただく機会が今まで何度かあって、私もちょぼちょぼとその背景や人の動き(歴史)を振り返ったりしていましたが、奇しくもコロナ禍で出かけられない最中、自宅裏山付近の森の観察会に参加して、その場の植物の状態を観察することで人の動きを知ることがあるんだなと、しみじみ感じることがありました。それからここ半年ほど庭を見たり昔のことを知ってる人に聴いたりして、だんだんこの場が面白くなると同時に問題もたくさん見えてきて、この場の存在の危うさをさらに感じることになったのです。私たちが手を加え、手入れをしていかなければならないのです。
円座を一緒に考えてくれている町田夕子さんが庭作りのお仕事も始められていることもあり、彼女に力になってもらい庭仕事をツールとしたイベントならば、野外で密にならず出来るかもしれないと希望を持ち2月からスタートしました。今後も2ヶ月おきに一般にオープンして開催する予定です。
次回は4月25日(日)です。
常緑樹の剪定(主に椿)と、この前採って来た竹で柵も作ります。
ここのところまたコロナウイルス感染状況の悪化で不穏な空気になってきましたので、野外ではありますが少ない人数で行いたいと思います。
参加申し込み方法、趣旨など以下に貼ります。
どうぞご覧ください。

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