“巣ごもり”のあと、羽ばたくために①
「コロナ時代」「コロナ後」と後世に語り継がれるに違いない年となった2020年。リモートで仕事をして、オンラインで飲み会して、マスク必須で散歩して、電車に乗るのもビクビク。オリンピックはどこへやら。——それまで当たり前だった日常はガラガラと崩れ、新たな価値観が生まれはじめている。
そして、ステイホームで巣ごもりしながら、「今、自分にできることは?」と自問自答することも増えている。
時が来たら羽ばたくために、何ができる?
◆藤田昭江さんとのzoomコンサル「物々交換」
そんなことを考えていた4月のある日、Facebookの投稿が目に飛び込んできた。あきねぇこと、リブランディングコンサルタント・藤田昭江さん提案の「コロナに負けるな!物々交換/支え合い企画」。
現金不要!『いつか』お支払いシステム コロナ収束後アナタのサービス受けさせて♡
彼女のコンサルは、通常は90分15,000円。それがこのご時世なので、「コロナに負けるな限定価格」として5,000円でzoomで受けられるのだが、今回の企画では受講者は自分の商品(マッサージ、飲食代など物品でなくてもOK)をあきねぇに提供すればOKというプラン。つまり相談料は金銭的には0円なのだ!
「物々交換/支え合い」というキーワード。「これだよ、これ~!」と思わずひざを叩きたい気分になった。
サラリーマン編集者を辞め、3年前にフリーランスになった私。仕事の幅が広がり、地域で様々な活動をする友人・知人が増えるにつれ、この世の中にはすごい才能・特技がある人たちが多いことを目の当たりにしてきた。
みんなが持てる才能を生かして、得意なモノゴトを提供し合い、教え合って世の中を回せたら、世界全体が大きな商店街でありカルチャースクール!
今も(いや、今だからこそ)動画で特技を配信したり、レシピを公開したりしてくれる人たちのおかげで、私の巣ごもりライフがどれほど豊かなものになっていることか!
やっぱり今、「物々交換」が必要なんだ!
◆でも、私が交換できるものって???
あきねぇのアドバイスの的確さ、頭の回転の速さ、着眼点の良さはすでに知っていた。とはいえ出会いは取材の場だったので、私はあきねぇのことを根掘り葉掘り聞くけれど、自分のことを長く話すには至らず。がっつり自分がアドバイスしてもらったらどんな感じなのか、興味があった。
でも、あれれ?考えてみたら交換できるモノやサービスがない!!!
この「物々交換」企画の第一弾に手を挙げたのは、お花屋さん、セラピスト、そして家庭科ワークショップ等を提供する「かていかや」のHさん(そのお話は、また次回)。
コロナ終息後の施術だったり、自宅居酒屋にご招待だったり、みなさんはあきねぇを喜ばせる技をお持ちだけど、ライターが生業の私は何をすればいい???
半日考えてふと、思い浮かんだ案をあきねぇに打診してみた。
たとえば、この企画の顛末と、受けたみなさんが今をどう乗り越えたか、コロナ終息後にアドバイスを生かしてどんな変化を遂げたかを、プロジェクトストーリー風の記事にまとめるから、HPに掲載するのはどう?
返事は快諾( ´艸`)
◆今、動けた人の勝ち!
この非常時にまわりのために動いてくれている人、巣ごもりライフを豊かにしてくれる人たちを「素晴らしい!」と心から思う。と同時に「じゃあ私は何ができる?」と焦るのも正直なところ…。
ちょっと何かを書いたところで、有益な情報をスピーディに公開しない(できない💦)私は無力だなあと思っていた。
そんな私にあきねぇがかけてくれた言葉は、
「最初から、世のため人のために何かをできなくてもいいんじゃないかな?どんなことも、いつか誰かの役に立つかもしれない」
「とにかく新しいことを始めてみる。今はそういうとき。どんな動きでもいいから、今動けた人の勝ち!そうしないと生き残っていけない」
なーんにもせず思い悩むだけでなく、ちょっとでも新しい動きをすれば、自分のまわりの淀んだ空気を動かせるかもしれない。その結果、ちょっとだけ誰かを勇気づけたり、元気づけることだってあるかもしれない。
*
「何が好き?」「何がしたい?」「何が得意?」——ズバズバと核心に迫る質問に、冷や汗かきながら必死に思考を巡らせるうち、自分の本質があぶり出された、あきねぇのzoomコンサル90分。終わるころには元気とやる気がムクムクと湧いていた。「まずはやってみて、やりたくなかったらやめればいいだけ」との言葉にも勇気をもらった。
やってみたいことはいくつかあるけれど、そのひとつがこのnote。
私が体験した素晴らしいサービスと、それを生み出す才能あふれる人のことを書き留めておくこと。あきねぇのよさが、少しでも伝われば、私の物々交換になるかなぁ?
*
ちなみに、この「物々交換」企画は、「物々交換リレー」に進化!
リブランディング・コンサルタントで2代目社長研究家の藤田昭江さんの立案で『サービスや商品を遠慮も引け目もなく紹介・提供する機会を作りたい』と企画されたもの。(((中略))) 自分のサービスや商品と、誰かのサービスや商品を、交換できるときにするというもの。対面でないと提供できないものは『コロナが落ち着いたらね^^』とやさしい気持ちが広がりますように…
さらに、あきねぇご自身はYouTubeであきねぇ【ブランディング】チャンネルを立ち上げ、100本ノックにチャレンジ中!!
暮らしに、仕事に、制限の多いこの状況でも、少しでも楽しく過ごしてほしいという、やさしい気持ちの輪をどんどん広げ続けている。
いつかのコロナ終息後に、続編書くのもありだね。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?