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鶴丸衛星配信テスト見学

 今日は、仲間均石垣市議による漁船「鶴丸」衛星配信テストを見学してきました。

 テスト配信はクラウドファンディング支援者限定で行われていました。
 実際に海に出て波に揺られた時の映像の写り具合等も確認したかったそうですが、数日前の漁で船の部品が壊れてしまい、修理待ちで出漁してのテストは叶わなかったそうです。

 今日は、映像配信の機材を貸し出しする業者も参加し、衛星電話で地上の配信クルーからのスタート連絡から、実際の配信まで当日の流れを予行演習が行われました。
 本来は音声を送る衛星回線に、特殊な技術で映像を送っている為、音声は配信できないとのことでした。視聴者に状況を説明する為にホワイトボードを使用していましたが、文字はハッキリ写っていたので分かり易かったと思います。
 「これじゃ、漁をしながら大変だ」と仲間市議は仰っていましたが、とても楽しそうな雰囲気で、無事にテスト配信は終わりました。

 実際に漁をしている時どれ位近くまで中国公船は近寄ってきますかと質問をすると、反対側に停泊していた漁船を指差し、「50M位まで近寄ってくるよ」と仲間市議からの説明。
 中国公船の大きさは何倍くらいあるのですか、との質問には
「何倍どころの話じゃないよ。相手側はとにかく大きい」と話ます。

 前回は、中国公船側に鶴丸や乗組員の写真撮影をされたとも言います。
 ブラックリスト入りしているということでしょう。

 衛星を使用しての映像配信はかなり予算もかかるようで、
 1秒=30円、1分=1800円、1時間も配信すれば、10万円以上もかかるようで、カメラをつけっぱなしにしない様に気をつけないとと皆さん苦笑いでした。

 船の修理が終われば出漁の予定ということで、このプロジェクトは全国から大きな期待を集めています。

夕刊フジ記事リンク
https://news.yahoo.co.jp/articles/e162a4ceb899ea59dc8c19166beb65ffbb995d56


 地元の漁師曰く、中国漁船が“漁解禁”となっていきなり尖閣の近場にまで漁をしに来るのは不自然だ。燃料コストを考えれば、港の近場から漁を始めて魚が取れればそれに越したことはない。いきなり尖閣まで行くというのはパフォーマンス、既成事実作りとしか考えられないという。

 国民は、日本国内現場で何が起きているのか知る権利があります。
 マスコミも尖閣の海になかなか行けない今、海保が撮影している、尖閣での中国船の動きを収めた動画を国民に公開するべきです。


2021年8月20日
石垣より

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