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のび太の地球シンフォニー...今作〇〇の仕方がうま過ぎ!

 どうも!アッシュのマネージャーを務める「ぷりん」と申します。いつもは記事の検閲や修正作業などを行なっているのですが、今回お話ししたいことはタイトルの如く、生粋のドラえもんファンことぷりんが企画したものとなっています。

のび太の地球交響楽[小説]だけを読んだ、ぷりん…

 のび太の地球交響楽、もうとっくの昔に東宝では上映期間を見逃した私ですが、Prime Videoで観れるだろう…と思っていた私、調べたところ来年まで待たないと配信されないっぽい様子。そのため、致し方なくamazonで小説版をポチったわけです。私もドラえもん小説の存在は存じていましたが、実際に手に取るのはこれが最初…。ドラえもん感あふれるデザインと字体の小説でした。

一通り読んだぷりんの個人的見解

 映画を見ていないこともありまして、SF小説なのでどうしても想像力が試されますね。伏線とか色々あるわけですから、しっかり読まないといけません。さて、この物語を知らない方の為にあらすじを言わないといけませんね。
 ざっくり言うと、のび太たちが合奏練習をしている中、ミッカと言う美声の女の子が現れ、のび太たちは見惚れてしまいます。その夜、いきなり音楽室に集らせられ、「ファーレの殿堂」と呼ばれる場所に連れてこられました。理由は、のびドラメンバーが音楽の達人認定を受けたからです。そして、音楽の敵である「ノイズ」と言う宇宙怪物をやっつけて、音楽と地球を守って欲しいというご依頼の下、呼び出されたのでした。

ドラえもん映画史上、最も「伏線回収」がうまい!

 映画や小説を見た方なら分かると思いますが、今回は伏線回収がやけに多いのです。細かいところまで見ると多いのですが、ラストシーンでの伏線回収は息を呑むほどのクオリティです。なるほど!と言う納得感しかありませんでした。やはり、音楽がテーマなことだけあってか、音の響かない宇宙空間でも音楽を響かせようと伏線を設ける藤子先生の想像力の凄さが伺えます!SF作品ならではの醍醐味です。

(サブ要素)絵も綺麗すぎー…!

 一瞬スネ夫の足みじか!と思ったのですが、それ以上にドラえもん可愛過ぎ!みんな萌えキャラみたいになっていましたが、小説の挿絵も本当に絵が綺麗でした。のび太もバシッと決まってるぅー。

まとめ

 のび太の地球交響楽は、ズバリ伏線回収が上手い!これ一択です。しかしながら、正直もうちょっと冒険感があったらなとは思いました。が!個人的には物語も結構作り込んでいますし、表現の仕方も芸術的ですし、読んでいて、見ていて、楽しい作品でした!

【出典】小説 映画ドラえもん のび太の地球交響楽(小学館ジュニア文庫)
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