subtitle/official 髭dandism 歌詞解釈

本日はヒゲダンの「subtitle」を解釈していくぜーっと!
なんかのドラマの主題歌らしいですが、まだ一回もみていませんし、なんの情報もないままです。
だからこそ何の先入観もなく解釈できるかなってことでやってみます!

ドラマ的にぜんぜん違うんですけど〜
ヒゲダンは全然別のこと言ってましたけど〜
と言われましても、歌詞解釈は自由ですので悪しからず。。。

タイトルについて

subtitle
サブタイトル
「字幕」「副題」という意味があります。
両方かけているのではないかと思うのです。
字幕は歌詞の中に出てくるし、副題は名前という人生の副題という意味ではないかと・・・


この歌の登場人物をまとめてみた

僕=主人公
君=生まれたばかりの「僕」の子供

実は父から子へのお話しなのではないかと思ったのです。
そして何らかの事情があって子供に会えない。
例えば今刑務所で服役をしているとか、海外で単身赴任をしているか

そしてこの歌でキーワードとなる「言葉」は
「名前」なのではないでしょうか?


「凍りついた心には太陽を」
そして「僕が君にとってそのポジションを」
そんなだいぶ傲慢な思い込みを拗らせてたんだよ
ごめんね
笑ってやって

親っていうのは子供の太陽になってあげたいと思うのですが、実は太陽なのは子供なんですよね。
無償の愛をくれるのも子供。

火傷しそうなほどのポジティブの
冷たさと残酷さに気付いたんだよ
きっと君に渡したいものはもっとひんやり熱いもの
綺麗事じゃないけど 綺麗で揺るぎないもの
うわべよりも胸の奥の奥を温めるもの

ポジティブはいきすぎると自分勝手であることと一緒ですよね、配慮がないっていうか。
君に渡したいの後に名前と入れるとその後の文章にどう言う気持ちが込められているのか見えてきます。

理想だけはあるけど
心のどこ探しても
まるで見つからないんだよ

理想はあるけど実感がまだない。
これは子供が生まれた時あるあるですw

伝えたい伝わらない
その不条理が今
キツく縛りつけるんだよ
臆病な僕の
この一挙手一投足を
どうせうまく伝わらないだろうなと思うと動き出す勇気がでない。


でも僕が選ぶ言葉が
そこに託された想いが
君の胸を震わすのを 諦められない

僕がつけた名前が、そこに託された想いが
君の心に大きな影響があるだろうということを諦められない


愛してるよりも愛が届くまで
もう少しだけ待ってて

愛してると言うよりも君に愛を届けにいくから待ってて(今すぐ会えない)


薄着でただそばに立ってても
不必要に汗をかいてしまう僕なんかもう
どうしたって生温くて君を痛めつけてしまうのだろう

そばで立ってていても君のことが心配で、大切で不必要に気にかけてしまう。
余計なことを言ってしまう

「手のひらが熱いほど心は冷たいんでしょう?」
冗談でもそんな残酷なこと言わないでよ
別に言えばいいけど
全人生を賭けても ちゃんと覆さしてよ

君に僕の愛情を感じて欲しい。
当たり前に感じていて欲しい。

救いたい=救われたい
このイコールが今
優しく剥がしていくんだよ
堅い理論武装
プライドの過剰包装を

理論武装やプライドが高い僕の心を柔らかくするのは自分の子供を救いたいという気持ち。
そして救いたいと感じるのは自分も救われたいから。
よくできています。

正しさよりも優しさが欲しい
そしてそれを受け取れるのは
イルミネーションみたいな
不特定多数じゃなくてただ1人
君であってほしい

イルミネーションって遠くからみると集合体に見えるけど近くで見ると電球1つ1つあるんですよね。
これって「君」以外の選ばれなかった子達なのでは?と思いました。

かけた言葉で 割れたヒビを直そうとして
足しすぎた熱量で 引かれてしまったカーテン
そんな失敗作を
重ねて 重ねて 重ねて
見つけたいんだいつか
最高の一言一句を

ここの部分は主人公の過去を振り返っているのかなと。
いろんな失敗を繰り返して人を傷つけたり、距離を置かれたりしたこともあった。
そんな自分だからこそ、自分の子供が生まれるというのはとても幸福なのではないでしょうか。


絶えず僕らのストーリーに
添えられた字幕のように
思い返した時
不意に目をやる時に
君の胸を震わすもの 探し続けたい

これは名前のことを言っていると読めます。
人生でいろんな岐路に立った時、名前に込められた意味や想いが「君」を導くようなものにしたい。

愛してるよりも愛が届くまで
もう少しだけ待ってて

この部分でもしかしてすぐに会えない事情があるのかなと私は想像するのです。
服役中?単身赴任中?

言葉など何も欲しくないほど
悲しみに凍てつく夜でも
勝手に君のそばで
あれこれと考えてる

ここの言葉はもしかして名前ではなく言葉なのかも?
君に悲しいことがあったり、悩みがある時でも、何か言ってあげたいとあれやこれやと考える親になりたい。
一生懸命向き合いたいという気持ちを感じました。


雪が溶けても残ってる

ここでつけられる名前が浮かんだということではないかな??

解釈してみて、まとめ

ヒゲダンの歌詞っていつも主人公がみっともなかったり、未熟ながらも必死に「君」に向けていろいろ考えてるという構図を感じます。
でも、人間って実はそんなもんなのじゃないかななんて思ったりしたりして。
何事にも余裕そうな人でも実は水面下で必死にもがいてたりしますもんね。

そして今回は、「僕」から生まれてくる「君」へ。と私は解釈しましたが、そう考えると僕がかなり一生懸命なので、もしかして第一子かな〜、初めての子なのかな〜とか思ったりもしました。
この考え方をベースに僕の置かれている状況はまだまだ想像できる余地があり楽しいです。


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